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示談書
読み:じだんしょ
示談書とは、当事者同士のトラブルや紛争について、裁判を通さずに話し合いで解決することに合意した内容を文書にまとめたものです。たとえば、交通事故や金銭トラブルなどがあった場合に、加害者と被害者の間で損害賠償や今後の対応について取り決め、それを記録することで、後日の誤解や再トラブルを防ぐことを目的とします。
この文書には、当事者の氏名や合意内容、解決金の金額、支払期限、再請求しない旨などが明記されることが一般的です。資産運用の文脈では、事業や不動産などのトラブル解決やM&Aの一環として示談書が使われることがあり、法的なリスクや費用を抑える手段として活用されることがあります。
関連する専門用語
損害賠償請求
損害賠償請求とは、他人の行為によって自分が損害を受けたときに、その損害を金銭などで補償するよう相手に求める法的な手続きのことをいいます。たとえば、交通事故でけがを負った場合や、契約違反で経済的損失を受けた場合などに、「その損害を補ってほしい」として行う請求がこれにあたります。 損害には、実際にかかった費用(治療費や修理費など)だけでなく、精神的な苦痛や逸失利益なども含まれることがあります。請求が認められるためには、相手に過失や故意があったこと、損害が現実に発生したこと、その損害と行為との因果関係があることなど、いくつかの条件が必要になります。資産運用の文脈では、金融商品や契約において不当な取り扱いや説明不足があった場合、投資家が損害賠償請求を行うこともあります。初心者にとっても、自分の権利を守る手段として理解しておく価値のある基本的な法律用語です。
免責条項
免責条項とは、契約の中で「特定の条件においては責任を負わない」とする内容を記載した条項のことです。たとえば、売買契約で売主が建物の欠陥について一定期間を過ぎた後は責任を負わないとする場合や、自然災害など予見できない事象による損害は責任を負わないと明記する場合などがあります。 この条項は、トラブルが発生した際の責任の範囲をあらかじめ明確にしておくことで、当事者間の紛争を避ける役割を果たします。ただし、法律に反するような内容や、著しく一方的に不利な免責は無効とされることがあります。資産運用や不動産取引の場面では、契約書に記載された免責条項をよく読み、その内容を理解したうえで合意することが、安全な取引のために非常に重要です。