専門用語解説
高度障害
高度障害とは、病気や事故などにより身体の機能が著しく低下し、日常生活を自力で営むことが困難になるような重大な障害の状態を指します。これは生命保険や医療保険、就業不能保険などの契約において、死亡保険金と同等の給付が行われることのある重要な給付事由の一つです。たとえば、両目の失明、両手または両脚の機能喪失、言語能力や咀嚼機能の喪失などが「高度障害状態」として保険会社に定義されており、該当すると保険金が支払われたり、保険料が免除されたりする仕組みになっています。
なお、高度障害の認定基準は保険会社や契約内容によって異なる場合があるため、加入時に内容をよく確認することが重要です。資産運用やライフプラン設計の上でも、高度障害リスクに対する備えは、長期的な生活の安定や家計防衛において不可欠な視点とされています。