専門用語解説
信用金庫中央金庫(しんきん中金)
信用金庫中央金庫(通称:しんきん中金)とは、日本全国の信用金庫が共同で出資して設立した金融機関で、信用金庫業界の「中央銀行」のような役割を担っています。正式名称は「株式会社信用金庫中央金庫」で、信用金庫の資金の運用や調達、経営支援などを行い、地域金融の安定化と発展を目的としています。たとえば、各信用金庫から預けられた資金を効率的に運用したり、信用金庫が融資や事業支援を行う際の後方支援を行ったりするなど、信用金庫の活動を裏側から支える存在です。個人投資家にとって直接かかわることは少ないものの、地域経済や中小企業支援、地元資産の流れを理解する上では重要な機関の一つです。