Loading...

MENU

専門用語解説>

専門用語解説

ストップロス

ストップロスとは、投資において損失を一定の範囲に抑えるために、あらかじめ決めた価格に達したら自動的に売却されるよう設定しておく注文方法のことです。たとえば、ある株を1,000円で購入し、「900円になったら売る」と設定しておけば、株価が下がっても損失は100円までに限定されます。これにより、感情に左右されずに機械的な損切りが可能となり、初心者でも冷静な判断を維持しやすくなります。

ストップロスは、現物株式やETF、FXなどさまざまな商品に適用でき、リスク管理の基本手段として広く使われています。ただし、市場が急激に変動した場合には、設定した価格よりも不利な価格で約定してしまう「スリッページ」が発生する可能性があるため、価格の設定には注意が必要です。

一方で、「ロスカット」という言葉もよく似た文脈で登場しますが、これはストップロスとは異なる意味を持ちます。ロスカットは主に信用取引やFXなど証拠金を用いた取引において使われる用語で、証拠金維持率が一定の基準を下回った際に、証券会社や取引業者が投資家の意志に関係なく強制的にポジションを決済する仕組みです。

つまり、ストップロスは投資家自身があらかじめ決めておく「自発的な損切り」、ロスカットは取引ルールに基づき証券会社側が執行する「強制的な損切り」です。どちらも損失を限定するための仕組みではありますが、設定者や執行主体、適用される場面が異なります。とくに信用取引やレバレッジ取引を行う際には、ストップロスとロスカットの両方を理解し、併用することが重要です。

資産運用に役立つ情報をいち早くGET!

無料LINE登録

資産運用について気軽にご相談したい方

プロへ相談する

当メディアで提供するコンテンツは、情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。 本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。 また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

投資のコンシェルジュ

運営会社: 株式会社MONO Investment

Email:

運営会社利用規約各種お問い合わせプライバシーポリシーコンテンツの二次利用について

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.