専門用語解説
生命保険解約返戻金
生命保険解約返戻金とは、加入していた生命保険を途中で解約したときに、保険会社から契約者に払い戻されるお金のことを指します。これは、これまでに支払った保険料の一部が積み立てられている場合に発生するもので、すべての保険商品にあるわけではありません。特に貯蓄性のある終身保険や養老保険などでは、保険を解約すると一定の金額が返ってくる仕組みになっています。
解約返戻金の額は、契約年数や保険の種類によって大きく異なり、加入後すぐに解約するとほとんど戻らないこともあります。一方で、長期間継続すると元本を上回る場合もあります。資産運用や相続、離婚における財産分与の際には、この返戻金の金額が「資産」として扱われることがあるため、正確な評価と取り扱いが求められます。