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ターゲットデート型
読み:たあげっとでえとがた
ターゲットデート型とは、将来のある特定の年(ターゲット年)を目標に資産配分を自動的に調整していく投資信託のことです。たとえば「ターゲット2035型」であれば、2035年に退職や教育資金の必要時期が来ることを想定して設計されています。運用開始当初はリターンを重視して株式の比率を高く設定し、目標年に近づくにつれて債券や現金など価格変動の小さい資産の比率を増やすように、自動的にリスクを抑えた配分に移行していきます。
これにより、投資初心者でも手間をかけずにライフステージに合わせた運用ができるというメリットがあります。特に確定拠出年金(DC)制度やiDeCo(個人型DC)などの長期資産形成の場面で人気があり、投資期間の「スタートからゴールまで」を一括でサポートしてくれる設計となっています。
関連する専門用語
アセットアロケーション(資産配分)
アセットアロケーション(Asset allocation)とは、資産配分という意味で、資金を複数のアセットクラス(資産グループ)に投資することで、投資リスクを分散しながらリターンを獲得するための資産運用方法。アセットアロケーションは戦略的アセットアロケーションと戦術的アセットアロケーションの2つを組み合わせることで行われ、前者は中長期的に投資目的・リスク許容度・投資機関に基づいて資産配分を決定し、後者は短期的に投資対象の資産特性に基づいて資産配分を決定する。
確定拠出年金(DC)
確定拠出年金(DC)は、毎月いくら掛金を拠出するかをあらかじめ決め、その掛金を自分で運用して増やし、将来の受取額が運用成績によって変わる年金制度です。会社が導入する企業型と、自分で加入する個人型(iDeCo)の二つがあり、掛金は所得控除の対象になるため節税効果があります。 運用対象は投資信託や定期預金などから選べ、運用益も非課税で再投資される仕組みです。60歳以降に年金や一時金として受け取れますが、途中で自由に引き出せない点に注意が必要です。老後資金を自ら準備し、運用の成果を自分の年金額として受け取る「自助努力型」の代表的な制度となっています。
iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)
iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金の愛称で、老後の資金を作るための私的年金制度です。20歳以上65歳未満の人が加入でき、掛け金は65歳まで拠出可能。60歳まで原則引き出せません。 加入者は毎月の掛け金を決めて積み立て、選んだ金融商品で長期運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。加入には金融機関選択、口座開設、申込書類提出などの手続きが必要です。 投資信託や定期預金、生命保険などの金融商品で運用し、税制優遇を受けられます。積立時は掛金が全額所得控除の対象となり、運用時は運用益が非課税、受取時も一定額が非課税になるなどのメリットがあります。 一方で、証券口座と異なり各種手数料がかかること、途中引き出しが原則できない、というデメリットもあります。
ライフサイクル型
ライフサイクル型とは、投資信託や運用プランにおいて、投資家の年齢やライフステージに応じて資産配分を自動的に調整していく仕組みのことを指します。たとえば若いうちはリスクを取りやすいため株式の比率を高くし、年齢を重ねて老後が近づくにつれて、安全性の高い債券などの比率を増やしていく運用スタイルです。このような設計は、退職後に備えて資産を計画的に育て、減らさないようにすることを目的としています。特に確定拠出年金(iDeCoや企業型DC)などの長期投資においてよく使われており、自分で複雑な運用をせずとも、ライフサイクルに合わせた分散投資ができることから、初心者にも人気があります。