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米国会計基準(US-GAAP)
読み:べいこくかいけいきじゅん(ゆうえすぎゃっぷ)
米国会計基準(US-GAAP)とは、アメリカの企業が財務諸表を作成する際に従うルールの体系です。「Generally Accepted Accounting Principles」の略で、直訳すると「一般に認められた会計原則」となります。この基準は、米国証券取引委員会(SEC)の監督のもと、財務会計基準審議会(FASB)によって策定されています。IFRSと同様に、企業の財務状況を正しく理解するための基盤となっており、特にアメリカの上場企業や、アメリカ市場で資金調達を行う企業がこの基準に基づいて財務情報を開示しています。
US-GAAPはルールベースの色合いが強く、詳細な指針が多いのが特徴です。資産運用においては、グローバル企業に投資する際にUS-GAAPで作成された財務諸表を読み解く力が求められます。
関連する専門用語
国際財務報告基準(IFRS)
国際財務報告基準(IFRS)とは、世界中の企業が財務諸表を作成する際に共通して使えるように設けられた会計のルールです。国や地域ごとに異なる会計基準を統一し、グローバルに企業の財務状況を比較しやすくすることを目的としています。ヨーロッパを中心に多くの国で採用されており、日本でも一部の上場企業が任意でIFRSを適用しています。この基準では、経済的実態を重視した会計処理が求められる傾向があり、日本会計基準に比べて原則主義的な特徴があります。資産運用においては、IFRSを適用している企業の財務情報を読む際に、その基準の考え方や特徴を理解しておくことが、適切な投資判断を行ううえで大切です。
SEC
SEC(米国証券取引委員会 / U.S. Securities and Exchange Commission)は、アメリカの証券市場を監督・規制する独立機関です。1934年に設立され、投資家保護、公正な市場運営、詐欺や不正行為の防止を目的としています。 SECは、株式、債券、ETF、暗号資産関連の金融商品などを対象に、ルールの策定や取引の監視を行います。企業が新規株式公開(IPO)を行う際には、SECへの登録と開示が義務付けられています。また、証券詐欺やインサイダー取引などの違法行為に対しても厳しく取り締まります。 近年では、暗号資産(仮想通貨)市場の規制強化にも関与し、特にビットコイン現物ETFの承認や、暗号資産関連企業への規制対応が注目されています。SECの決定は金融市場全体に大きな影響を与えるため、投資家はその動向を注視する必要があります。