専門用語解説
円建て保険
円建て保険とは、保険料の支払いや保険金・解約返戻金の受け取りなど、すべての取引が日本円で行われる保険のことを指します。一般的な国内の生命保険や医療保険はこの円建て保険に該当し、日本国内で生活する人にとって最も馴染みのある形式です。
円建てであるため為替相場の影響を受けることがなく、受け取る金額が契約時点で明確である点が大きな特徴です。このため、外貨建て保険と比較すると、為替リスクがなく、安心感が高いといえます。
一方で、利回りの面では外貨建て保険に比べて低くなる傾向がありますが、元本の安定性や将来設計のしやすさを重視する人にとっては非常に適した選択肢です。特に投資初心者にとっては、仕組みがシンプルでリスクが少ないため、最初の保険商品として検討されることが多いです。