専門用語解説
オルタナティブ資産(代替資産)
オルタナティブ資産(代替資産)とは、株式や債券などの伝統的な金融資産とは異なる性質を持ち、ポートフォリオに多様性を加える目的で投資される資産のことです。代表的な代替資産には、不動産、ヘッジファンド、プライベート・エクイティ、コモディティ(金・原油など)、インフラ投資、暗号資産(仮想通貨)などがあります。
これらの資産は、通常の市場と異なる値動きをすることが多く、伝統的資産との相関が低いとされています。そのため、市場の変動リスクを和らげる「分散投資」の一環として、特に機関投資家や富裕層の間で積極的に活用されています。ただし、流動性が低かったり、価格の透明性が乏しかったりすることもあるため、運用には十分な理解と注意が必要です。