専門用語解説
離檀料
離檀料とは、檀家(だんか)が菩提寺との檀家関係を終了する際に、寺院へお礼やお布施として支払う金銭のことです。法律で義務付けられているものではなく、本来は長年の供養や管理への感謝の意味を込めて渡す慣習的な費用です。
しかし、金額や支払いの有無は地域や寺院ごとに異なり、時にトラブルになることもあります。墓じまいや改葬を行う際に必要とされることが多く、寺院との円満な関係を保つため、事前に説明や話し合いを行うことが大切です。終活や資産整理の場面では、この費用も含めた計画を立てることが望ましいです。