専門用語解説
処分信託
処分信託とは、企業や個人が保有している株式などの資産を、売却や譲渡といった処分を目的として信託銀行などに預ける仕組みのことを指します。信託を受けた側は、あらかじめ定められた条件や指示に従って、資産の売却などを行います。処分信託は、たとえば株式をまとめて市場に出さずにスムーズに売却したい場合や、資産の管理や処理を専門家に任せたい場合に活用されます。資産運用の場面では、大量の株式が処分信託に預けられたことが公表されると、その後の売却動向が市場に影響を与える可能性があるため、注目されることがあります。