専門用語解説
株式ファンド
株式ファンドとは、株式を主な投資対象とする投資信託の一種で、複数の企業の株式に分散して投資することで、値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)を狙う仕組みです。
投資信託には、債券、不動産(REIT)、コモディティなど、さまざまな資産クラスに投資する商品がありますが、その中でも株式ファンドは、株式市場に特化して運用されるタイプです。
個別株を自分で選ぶ必要がなく、1本のファンドを購入するだけで、国内外の複数企業に分散投資できるのが大きな特徴です。少額から投資できるため、資金に余裕がない初心者でも株式投資を始めやすい点が魅力です。
運用はプロのファンドマネージャーが担当し、経済状況や企業業績を分析しながら、投資先や売買のタイミングを判断します。そのため、投資の知識や時間が限られている投資家でも、専門家の判断に基づいた株式投資に参加できます。
このように、株式ファンドは株式市場の成長を享受しつつ、リスクを分散しながら資産形成を目指す手段として、多くの個人投資家に活用されています。