専門用語解説
残存期間
残存期間とは、債券や定期預金などの金融商品が満期を迎えるまでの残りの期間のことをいいます。たとえば、10年満期の債券を購入してから3年が経過していれば、残存期間は7年となります。この期間は、利回りの計算や価格変動リスクの判断にとって非常に重要な要素です。
一般的に、残存期間が長い債券ほど金利変動の影響を受けやすく、価格の変動も大きくなります。一方、残存期間が短い債券は金利の影響が少なく、価格が安定している傾向があります。投資家が債券を選ぶ際には、利回りの高さだけでなく、残存期間によるリスクや資金拘束の長さも考慮する必要があります。特に初心者にとっては、生活資金に余裕を持たせた上で、自分の投資期間に合った商品を選ぶことが大切です。