専門用語解説
ターゲットイヤー型
ターゲットイヤー型とは、将来の特定の年(ターゲットイヤー)を目標として、資産配分を自動的に変化させていく投資信託のことをいいます。たとえば、退職予定の年や子どもの進学時期など、投資家が資金を使いたい時期を「目標年」として設定し、それに向かって運用のリスクを段階的に減らしていくのが特徴です。
運用初期には株式などのリスク資産を多めに組み入れ、目標年が近づくにつれて債券や現金などの安定資産へとシフトしていきます。これにより、長期的な成長と安全性の両立を目指すことができます。資産配分の調整はファンドが自動で行ってくれるため、投資初心者や運用の手間を省きたい人にとって使いやすい選択肢となります。