暗号資産ETFと通常のETFの違いは?
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2025/02/11 18:43
ETFにはいろいろな種類があると聞きましたが、暗号資産ETFと一般的なETFの違いは何でしょうか??
投資のコンシェルジュ編集部
一般的なETFは、株式、債券、不動産、コモディティ(金や原油など)といった伝統的な金融資産に投資するものが多いです。一方、暗号資産ETFは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産の価格に連動するETFです。
ETFには、現物型(実際に資産を保有するタイプ)と先物型(先物契約を通じて価格に連動させるタイプ)がありますが、この分類は暗号資産ETFに限ったものではなく、通常のETFにも存在します。
最大の違いは、暗号資産ETFは比較的新しい投資商品であり、規制の影響を強く受けやすいです。特に、国によって取り扱いの可否や課税ルールが大きく異なるため、投資する際にはそれぞれの市場のルールを理解する必要があります。
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ETF(上場投資信託)
ETF(上場投資信託)とは、証券取引所で株式のように売買できる投資信託のことです。日経平均やS&P500といった株価指数、コモディティ(原油や金など)に連動するものが多く、1つのETFを買うだけで幅広い銘柄に分散投資できるのが特徴です。通常の投資信託に比べて手数料が低く、価格がリアルタイムで変動するため、売買のタイミングを柔軟に選べます。コストを抑えながら分散投資をしたい人や、長期運用を考えている投資家にとって便利な選択肢です。
現物型ETF
現物型ETF(Exchange Traded Fund)は、実際の株式や債券などの「現物資産」を保有するタイプのETFです。ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことで、株式のように売買できます。 例えば、日経平均株価に連動する現物型ETFの場合、運用会社は日経平均を構成する実際の銘柄を購入し、その価値に基づいてETFの価格が決まります。これにより、投資家はETFを1口買うだけで、多くの銘柄に分散投資できるメリットがあります。 また、先物を活用して運用するETFもありますが、現物型ETFは実際の資産を持つため、価格の透明性が高く、運用の仕組みがわかりやすいのが特徴です。初心者には、実際の株や債券を保有する現物型ETFが安心できる選択肢となるでしょう。
暗号資産ETF
暗号資産ETF(Exchange Traded Fund)は、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)の価格に連動する上場投資信託です。 証券取引所で株式と同じように売買できるため、投資家は直接暗号資産を保有せずに、その価格変動に投資できます。 暗号資産ETFには、現物型と先物型の2種類があります。現物型は、実際にビットコインなどを保有し、価格に連動する仕組みです。 一方、先物型は暗号資産の先物契約を通じて価格を追跡します。 2023年には、カナダやヨーロッパで現物型ETFが登場し、2024年には米国でもビットコイン現物ETFが承認されました ETFを利用することで、ウォレットの管理不要、規制の整った市場での取引、税制面の優遇といったメリットがあります。 一方で、価格の変動が大きいため、リスク管理も重要です。暗号資産市場の成長とともに、今後さらなる注目を集める分野です。