Loading...

MENU

投資の知恵袋>

医療保険の給付金は課税対象になるのでしょうか?

回答受付中

0

2025/03/10 13:11


男性

60代

question

入院や手術などの費用が発生したときに支給される医療保険の給付金が、課税対象かどうかを知りたいです。まとまった額を受け取った場合、税金が発生する可能性があるのか、また医療費控除との関係も気になります。あわせて、給付金を受け取りながら医療費控除を利用すると、どのような扱いになるのかも知りたいです。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

医療保険から支払われる入院給付金や手術給付金は、所得税法上の「損害補てん金」に当たり、所得税・住民税ともに原則非課税です。したがって百万円を受け取っても、その金額自体に課税されることはありません。ただし確定申告で医療費控除を使う場合、給付金で補てんされた分は自己負担とみなされないため控除対象から除外します。たとえば医療費が150万円で給付金が100万円なら、医療費控除の計算に使えるのは差し引き後の50万円です。控除額は「(自己負担額)-10万円(または総所得金額等の5%のいずれか低い方)」で求めるため、給付金を受け取った年は控除可能額が小さくなる点に注意してください。領収書と給付金の支払明細を保管し、正確に自己負担額を算出したうえで申告しましょう。

佐々木 辰さんに相談する

関連記事

保険金の受け取りと税金.webp

保険金の受け取りと税金〜実例で解説する計算方法と注意点〜

2025.06.20

難易度:

相続個人年金変額保険定額保険生命保険損害保険

関連質問

関連する専門用語

課税対象額

課税対象額とは、税金の計算の基礎となる金額のことを指す。所得税であれば、総所得から各種控除を差し引いた後の課税所得が該当する。法人税では、益金から損金を差し引いた後の利益が対象となる。課税対象額が増えるほど税負担も増加するため、適切な税務対策を講じることが重要である

医療費控除

医療費控除とは、納税者が1年間に支払った医療費の一部を所得から控除できる税制上の制度を指す。自己や家族のために支払った医療費が一定額を超える場合に適用され、所得税や住民税の負担を軽減できる。対象となる費用には、病院での診療費や処方薬の費用のほか、一定の条件を満たす介護費用なども含まれる。確定申告が必要であり、領収書の保管が重要となる。

無料で相談してみる

専門家に相談してみませんか?

無料で相談してみる

投資の知恵袋では、あなたの投資や資産に関する疑問や悩みを専門のアドバイザーに気軽に相談することが可能です。
ぜひご利用ください。

専門家に質問してみる

関連質問

関連記事

保険金の受け取りと税金.webp

保険金の受け取りと税金〜実例で解説する計算方法と注意点〜

2025.06.20

難易度:

相続個人年金変額保険定額保険生命保険損害保険

資産運用に役立つ情報をいち早くGET!

無料LINE登録

資産運用について気軽にご相談したい方

プロへ相談する

当メディアで提供するコンテンツは、情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。 本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。 また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

投資のコンシェルジュ

運営会社: 株式会社MONO Investment

Email:

運営会社利用規約各種お問い合わせプライバシーポリシーコンテンツの二次利用について

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.