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含み損が出たらすぐに売るべき?

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2025/03/03 22:01


男性

40代

question

投資している資産の価格が下がり、含み損が発生した場合、すぐに売却したほうがいいのでしょうか?それとも、しばらく様子を見たほうがいいのでしょうか?


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

含み損が生じたときは、価格下落そのものより「当初の投資計画と銘柄の将来価値が整合しているか」を基準に判断します。まず、想定していた成長ストーリー・許容リスク・保有期間と現状がズレていないか検証してください。ファンダメンタルズに致命的な悪化がなく長期の成長仮説が保てるなら、一時的な下落で売る必要はありません。反対に、事業環境の激変や財務悪化で中長期の前提が崩れた場合は、損失を確定して資金をより有望な対象へ振り向ける方が合理的です。

感情的な判断を防ぐ仕組みとして、①許容できる下落率・金額をあらかじめ定める損切りルール、②評価損益を過度にチェックしない運用ルーチン、③複数資産への分散を整えておくと効果的です。なお、確定した損失は同年内の含み益と相殺できる損益通算にも活用できるため、税効果も踏まえて売却の是非を見極めましょう。

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含み損益とは、保有している資産をまだ売却していない段階で発生している、見かけ上の利益や損失のことを指します。たとえば、購入時よりも価格が上がっている株を持っていれば「含み益」、逆に価格が下がっていれば「含み損」となります。 これはあくまで現在の評価額と購入額の差であり、実際に売却して現金化しない限り、確定した損益とはなりません。そのため、「含み」とは「まだ確定していない」という意味を含んでいます。 投資判断をする際には、この含み損益をもとに、売却のタイミングや資産配分の見直しを検討することがあります。また、税金は原則として実際に売却して利益が確定した時点で課税されるため、含み益があるだけでは課税対象にはなりません。資産運用において、現在の状況を把握する重要な指標のひとつです。

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