専門用語解説
途中売却(途中換金)
途中売却(途中換金)とは、本来の満期や運用期間が終わる前に、保有している金融商品を売却して現金化することを指します。たとえば、5年満期の債券を3年目で売ってしまう場合などがこれにあたります。資金が急に必要になったときや、市場環境の変化によって商品を手放したいときなどに行われます。
ただし、途中で売却すると、購入時に予定していた利回りが得られなくなったり、売却価格が元本を下回ることもあり、損失が発生する可能性があります。また、一部の商品では途中売却が制限されていたり、手数料がかかる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。資産運用においては、流動性とリスクのバランスを考えるうえで重要な考慮点となります。