専門用語解説
借換コスト
借換コストとは、すでに借りているお金を、より有利な条件(たとえば金利が低いなど)で借り直す「借換(リファイナンス)」を行う際に発生する費用のことを指します。この費用には、元の借入の繰上返済手数料や新たな契約にかかる手数料、保証料、事務手数料などが含まれます。
個人であれば住宅ローン、企業であれば社債や銀行借入などが対象となります。資産運用や企業分析の観点では、借換コストが大きいと、たとえ金利が下がっても借換のメリットが薄れるため、資金調達の見直しに慎重な判断が必要になります。借換の効果を正確に見積もるために、借換コストの把握は非常に重要です。