4.1.6 通貨別分類
目次
概要
保有資産を通貨別に分類し、ポートフォリオ全体の通貨分散を可視化する機能です。
各銘柄を通貨ごとに集計して表示することで、どの通貨にどの程度の資産が偏っているかを直感的に把握できます。
通貨別の表示は、「表面通貨」と「エクスポージャー」の2つの切り口で切り替えることが可能です。
「表面通貨」は、銘柄自体が建てられている通貨を示し、「エクスポージャー」は、その銘柄が実際に投資している資産の通貨をベースにした内訳を示します。
特に投資信託やETFでは、円建ての商品であっても実際には米ドルやユーロなどの資産に投資しているケースがあるため、表面通貨だけでは実態を正確に捉えられない場合があります。
この機能では、目的に応じて表示を切り替えることで、形式上の通貨構成と実質的な通貨リスクの両方を把握することができます。
機能の内容
画面の見方
通貨別分類を確認するには通貨別分類のタブを選択してください。
画面上部に保有資産全体の時価総額、評価損益、保有割合が表示されます。
画面左側には保有割合の多い通貨順に資産が表示されます。

各通貨の表示色について
グラフにおける各通貨のカラーチャートは以下の通りです。

円グラフの表示について
円グラフ内の項目にカーソルを合わせるとそのプロダクトのみがカラー表示になります。

また、項目をクリックすると円グラフから非表示になります。

個別銘柄情報の確認
プロダクトごとの下向きボタンをクリックすると、個別銘柄情報が表示されます。

印刷方法
グラフ右上にある「≡」をクリックすると印刷等のメニューが表示されます。

表示内容
表面通貨
各銘柄の表面通貨(商品自体の取引通貨)をそのまま集計・表示します。
例えば、米国株式を中心に投資する国内公募投信であっても、日本円(JPY)として計上されます。
通貨エクスポージャー
投資信託やETFの保有銘柄・投資対象までさかのぼって分析し、ポートフォリオ全体で実質的にどの通貨の値動きリスクを負っているかを可視化します。各投資信託・ETFが実際に投資している資産の通貨配分をもとに、ポートフォリオ全体で合算して表示します。
たとえば、米国株式を主な投資対象とする国内公募投資信託は、為替ヘッジを行っていない場合、通貨エクスポージャー上は米ドル(USD)として計上されます。
投資商品の表面的な分類ではなく、実際の投資先ベースで通貨分散の状況を確認したい場合にご利用ください。
通貨エクスポージャーの計算ロジック
通貨エクスポージャーでは、以下のルールに基づき各銘柄の通貨配分を決定し、ポートフォリオ全体で合算しています。
参照データソース
| 対象 | 参照元 |
|---|---|
| 投資信託 | 月次報告書に記載の通貨配分 |
| ETF(国内・海外) | ファクトシート(月次レポート)に記載の通貨配分 |
必要に応じて構成銘柄や連動インデックスの情報も参照しています。
通貨配分データが取得できない場合の扱い
月次報告書・ファクトシートに通貨配分の記載がない商品については、商品の性質に応じて以下のとおり扱います。
| ケース | 扱い |
|---|---|
| 単一通貨が明らかな商品(例:S&P500連動投信) | 当該通貨100%として計上(例:USD 100%) |
| 通貨配分が判然としない商品(例:一部のヘッジファンド系商品) | 「その他(未分類)」として計上 |
為替ヘッジ・通貨選択型の扱い
為替ヘッジの有無および通貨選択型商品については、以下のルールに基づき通貨配分を算出しています。
| 区分 | 扱い |
|---|---|
| ヘッジあり | 円エクスポージャー(JPY)として計上 |
| 通貨選択型 | 選択されている通貨で計上 |
| ダイナミックヘッジ・部分ヘッジ(ヘッジ比率が動的に変動する商品) | 過去のヘッジ比率を参照のうえ、原則としてヘッジありとみなして計上 |
銘柄情報の見方
入力タイプが「手入力」となっているものは担当アドバイザーが手入力した資産です。
銘柄情報の表示のされ方はプロダクト分類と同様になります。