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ロボアドバイザーとは?メリットやデメリット、各社のサービス内容を比較解説!

難易度:

執筆者:

公開:

2023.04.02

更新:

2023.11.17

資産運用ポートフォリオ用語解説ロボアドバイザー

目次

ロボアドバイザーの種類

助言型(投資アドバイス型)

運用型(投資一任型)

助言型ロボアドバイザーのメリット・デメリット

メリット

デメリット

運用型ロボアドバイザーのメリット・デメリット

メリット

デメリット

ロボアドバイザーのサービス比較

助言型ロボアドバイザー

運用型ロボアドバイザー

まとめ

ロボアドバイザーとは、資産運用に関するサービスの一種です。

金融工学に基づき、ロボット(AI)が最適な資産運用に関するアドバイスを提供してくれますので、投資初心者でもポートフォリオ運用を簡単に実践することができます。

また、ファンドラップやSMAと異なり、最低投資金額が1万ほどのサービスも存在することから、資産の大きさに関わらず手軽に利用することができます。

ロボアドバイザーの種類

ロボアドバイザーには大きく分けて2種類が存在します。

助言型(投資アドバイス型)

助言型ロボアドバイザーは、年齢・年収・投資目的などの、投資家に関する質問に基づき、リスク許容度を分析した上で、投資家にとって最適なポートフォリオを提案してくれるサービスです。

運用型とは異なり、投資商品の売買までは自動化されていません。そのため、助言型ロボアドバイザーでは、投資アドバイスを元に、自分自身で発注を行う必要があります。

大手銀行や大手証券会社の多くが提供しており、ほとんどの助言型のロボアドバイザーは、無料で提供されています。

運用型(投資一任型)

運用型ロボアドバイザーは、投資家の投資目的・運用期間・リスク許容度等を踏まえ、投資家にとって最適なポートフォリオを提案します。それに加えて、最適なポートフォリオになるように投資商品を自動で売買する機能や、運用期間中のポートフォリオを最適な状態に維持する機能(リバランス機能)も存在します。

つまり、運用型は「全てお任せできる」ロボアドバイザーといえます。

運用型は既存の大手証券会社だけではなく、フィンテック系のスタートアップも提供しています。資産運用額に対して、年間1%前後の手数料が必要となることが多いです。

助言型ロボアドバイザーのメリット・デメリット

メリット

無料で利用できる
助言型ロボアドバイザーの多くは無料で提供されています。そのため、金融工学の理論を活用したポートフォリオ運用を誰でも手軽に実践することができます。

自分なりの投資戦略を反映させられる
助言型ロボアドバイザーは、最終的に投資家自身の手で商品発注を行います。そのため、ロボアドバイザーの意見を参考にしながら、最終的には投資家自身の考えを反映させてポートフォリオを構築することが可能です。

デメリット

投資商品の売買は自分で行う必要がある
助言型は最適なポートフォリオを提案するに止まるので、実際の商品売買や運用期間中のリバランスは自分で行う必要があります。そのため、運用型ロボアドバイザーと比較して投資家にとっての負担が高いといえます。

運用型ロボアドバイザーのメリット・デメリット

メリット

投資商品の選定から売買、リバランスまで自動化できる
投資商品の選定・売買・リバランスまで自動化されているので、助言型と比較して手間がかかりません。

デメリット

手数料がかかる
通常の投資信託購入に必要な手数料に加えて、ロボアドバイザー利用手数料として、1%前後が必要となります。

投資がブラックボックス化する
ロボアドバイザーの投資判断ロジックがわからず、「なぜこの商品を購入するのか」「なぜ儲かったのか」などといった理由を知ることができません。

ロボアドバイザーのサービス比較

助言型ロボアドバイザー

名称会社提案している商品
SMART FOLIOみずほ銀行投資信託
SMBCロボアドバイザー三井住友銀行投資信託
Guide! りそな銀行投資信託
野村のゴールベース野村證券投資信託
カライス東海東京証券投資信託
fund eyeSMBC日興証券投資信託
投信工房松井証券投資信託
信用ロボアドauカブコム証券株式(信用取引)

運用型ロボアドバイザー

サービスの名称提供会社対象商品手数料(税込)最低投資金額
WelthNaviウェルスナビ米国上場ETF年率1.1%※310万円
THEOお金のデザイン米国上場ETF年率1.1%※41万円
ON COMPASSマネックスAM※1国内外ETF年1.0075%※51000円
Mirai Value 三菱UFJMS証券※2投資信託年率1.1%10万円
おまかせ投資FOLIO国内外ETF年率1.1%※610万円
楽ラップ楽天証券投資信託最大年率0.715%1万円
ダイワファンドラップオンライン大和証券投資信託年率1.1%1万円

@caption ※1 マネックス・アセットマネジメントの略 @caption ※2 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の略 @caption ※3 3000万円を超える部分は0.5%(現金部分を除く、年率・税込0.55%) @caption ※4 利用状況に応じて、通常1.10%の手数料が最大0.715%※まで引き下げられる @caption ※5  概算。市場環境等によっては、実質コストが1.0075%程度(税込)を超えることがある @caption ※6 3000万円を超える部分は0.5%(年率・税込0.55%)

まとめ

  • ロボアドバイザーは、金融工学に基づき、ロボット(AI)が最適な資産運用に関するアドバイスを提供してくれるサービス。投資初心者でもポートフォリオ運用を簡単に実践することが可能。
  • ロボアドバイザーは助言型と運用型の2種類が存在。
  • 助言型は投資家の意向を踏まえて最適なポートフォリオを提案するサービス。金融商品の売買は投資家が自分で行う必要がある。大手証券会社や金融機関が提供しており、無料で利用することができる。
  • 運用型は、投資家の意向を踏まえて最適なポートフォリオを提案し、金融商品の選定・売買・リバランスまで自動で実施してくれるサービス。フィンテック系スタートアップが提供するサービスが多く、毎年1%前後の手数料が必要。
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