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「インデックスファンド」とは?その仕組みや具体的な銘柄をご紹介

投資のガイド

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20210331

「インデックスファンド」とは?その仕組みや具体的な銘柄をご紹介

難易度:

執筆者:

公開:

2023.04.02

更新:

2025.06.24

コストの低さと指数連動のわかりやすさから、インデックスファンドはつみたてNISAやiDeCoでも支持を集め、長期投資の定番として個人投資家に浸透しています。グローバル株式から国内債券まで指数を選べば専門知識がなくても幅広く分散できる点も魅力です。しかし「平均に乗れば安全」と思い込むと、信託報酬差やトラッキングエラー、指数偏在、ベンチマーク急落時の同時下落リスクといった落とし穴に気づきにくいのが実情です。本記事では運用構造、実質コスト、代表的ファンド例を整理し、業種配分や為替感応度を定量比較したうえで、資産形成にどう組み込むかの判断軸を提示します。

サクッとわかる!簡単要約

この記事を読むと、インデックスファンドが低コストで市場平均を狙える仕組みと、信託報酬差・トラッキングエラー・指数の業種偏在がリターンを左右する理由を一気に把握できます。株式・債券・リートの代表ファンドを比較し、為替影響や運用コストの違いまで可視化できるため、自分のリスク許容度と投資期間に合わせて積立額や商品を選ぶ判断力が身につきます。さらに、アクティブファンドとの勝率や長期複利効果を数値で確認し、市場全体が下落した場合の想定損失幅も前もってイメージできるので、ブレない長期戦略を描けます。

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目次

インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、投資信託やETF(上場投資信託)の一種です。

インデックスファンドの仕組み

インデックスファンドはインデックスを構成する銘柄を購入している

機械的に全銘柄を購入しているわけではない

インデックスファンドの具体例

インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、投資信託やETF(上場投資信託)の一種です。

ファンドの価格(基準価額)の値動きが、日経平均株価やNYダウ平均株価といった指数(インデックス)に連動するように、商品設計されているという特徴があります。

インデックスファンドが対象とする指数(インデックス)は、日経平均株価、TOPIXなどの株価指数の他、債券指数、リート(不動産投資信託)指数、コモディティ指数など、多種多様な指数(インデックス)があります。

インデックスファンドは、幅広い銘柄に分散投資をしています。そのため、中長期的な資産形成にあたって、有効な投資商品の一つです。

インデックスファンドの仕組み

インデックスファンドは、対象とする指数(インデックス)に連動するように設計された商品だと述べましたが、具体的にはどのように設計されているのでしょうか?

ここでは、日経平均株価(日経225)に連動する投資信託を元にご説明します。

インデックスファンドはインデックスを構成する銘柄を購入している

一般的に、日経225に連動する投資信託は、日経225採用銘柄の中から200銘柄以上に等株数投資を行います。つまり、トヨタ自動車、ソフトバンクグループ、三菱UFJフィナンシャルグループなどといった日経225に採用されている株式銘柄を、同じ株数分だけ購入しているということです。

日経平均株価は、日本経済新聞社が選定した225社の株式銘柄の株価を、単純平均して算出される指数(インデックス)です。そのため、日経平均採用銘柄の全銘柄を、同じ株数だけ購入すれば、その値動きの平均は日経平均の値動きと一致します。

日経225に連動する投資信託でも、基本的にはこれと同じことを、非常に大きい規模感でやっています。

機械的に全銘柄を購入しているわけではない

ただし、単純に日経平均採用全銘柄を機械的に購入しているわけではなく、信用リスクが高いと思われる銘柄等は投資対象から除外する場合があります。

また、取引コストの低い株価指数先物取引等を積極的に活用しています。 これは、投資家が投資信託を売買する都度、日経平均全部の銘柄を売買すると、取引コスト(銘柄売買手数料)がかかってしまうことから、日経平均と似たような値動きをする日経平均株価先物を売買することで、取引コストを抑えることを意図しています。

そのため、日経225に連動する投資信託の値動きが、日経平均株価の動きと完全に一致するわけではありません。あくまで日経平均株価に連動する投資成果を目指した金融商品となります。

他のインデックスファンドも、基本的な構造は上記と同様です。対象とする指数(インデックス)がどのように算出されているのかを紐解き、その算出方法と同様になるように金融商品(株式や債券等)を購入することで、インデックスファンドが出来上がります。

インデックスファンドの具体例

種類対象とする指数例ファンド具体例
国内株式日経平均株価(日経225)たわらノーロード日経225
SMT 日経225インデックス・オープン
Funds-i 日経225
国内株式東証株価指数(TOPIX)たわらノーロードTOPIX
SMT TOPIXインデックス・オープン
Funds-i TOPIX
先進国株式MSCIコクサイ・インデックスたわらノーロード先進国株式
SMT グローバル株式インデックス・オープン
Funds-i 外国株式
新興国株式MSCIエマージング・マーケット・インデックスたわらノーロード新興国株式
SMT 新興国株式インデックス・オープン
Funds-i 新興国株式
国内債券NOMURA-BPI総合たわらノーロード国内債券
SMT 国内債券インデックス・オープン
先進国債券シティ世界国債インデックスたわらノーロード先進国債券
新興国債券JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイドSMT 新興国債券インデックス・オープン
国内リート東証REIT指数たわらノーロード国内リート
SMT J-REITインデックス・オープン
先進国リートS&P先進国REITインデックスたわらノーロード先進国リート
Funds-i 外国REIT

「たわらノーロード〇〇」は、アセットマネジメントOne(みずほ系列)の商品、 「SMT〇〇」は、三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友信託系列)の商品、「Funds-i 〇〇」は、野村アセットマネジメント(野村系列)の商品です。

上記の商品はほんの一例ですが、多種多様なインデックスに基づくファンドが存在することがわかります。

また、同じ指数を対象とするファンドが複数存在しています。ファンドごとの値動きはほぼ同じですが、ファンドを運用する資産運用会社によって、信託報酬が異なりますので、その差異に気をつけながら商品を選ぶことが重要です。

この記事のまとめ

インデックスファンドを選ぶ際は、信託報酬・実質コスト・トラッキングエラーという定量指標で横並び評価し、純資産残高と出来高で流動性を確認します。同じ指数でも地域・通貨・ヘッジ有無で値動きとコストは変わるため、株式・債券・リートなど他資産と組み合わせ、投資期間と許容損失幅に照らして配分を調整しましょう。さらに、NISAやiDeCoなら課税繰延効果と対象商品の品ぞろえを確認し、コスト差が長期複利に及ぼす影響を試算することも重要です。手数料水準の推移も定期点検を行いましょう。必要に応じて専門家に相談するのも選択肢です。

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投資のコンシェルジュ編集部は、投資銀行やアセットマネジメント会社の出身者、税理士など「金融のプロフェッショナル」が執筆・監修しています。 販売会社とは利害関係がないため、主に個人の資産運用に必要な情報を、正確にわかりやすく、中立性をもってコンテンツを作成しています。

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