債券型投資信託やETFに手数料はかかる?
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2025/02/13 15:42
債券型投資信託やETFにどんな手数料がかかるのか、それが投資収益にどのように影響するのか教えてください。
投資のコンシェルジュ編集部
投資信託やETFを購入すると、いくつかの手数料が発生します。主なものは以下の3つです。
購入時手数料は証券会社に支払う費用です。
信託報酬は運用中に毎年かかる管理費用。長期間にわたって差し引かれるため、長期投資を考えるなら手数料が低いものを選ぶのが重要です。
信託財産留保額は、解約時に発生する場合がある手数料です。
特に、信託報酬は運用中ずっとかかるため、コストを抑えることが投資の成功につながります。ETFは一般的に手数料が低めで、初心者にも適しています。
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投資信託
投資信託は、多くの投資家から集めた資金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。運用によって得られた成果は、各投資家の投資額に応じて分配される仕組みとなっています。 この商品の特徴は、少額から始められることと分散投資の効果が得やすい点にあります。ただし、運用管理に必要な信託報酬や購入時手数料などのコストが発生することにも注意が必要です。また、投資信託ごとに運用方針やリスクの水準が異なり、運用の専門家がその方針に基づいて投資先を選定し、資金を運用していきます。
ETF(上場投資信託)
ETF(上場投資信託)とは、証券取引所で株式のように売買できる投資信託のことです。日経平均やS&P500といった株価指数、コモディティ(原油や金など)に連動するものが多く、1つのETFを買うだけで幅広い銘柄に分散投資できるのが特徴です。通常の投資信託に比べて手数料が低く、価格がリアルタイムで変動するため、売買のタイミングを柔軟に選べます。コストを抑えながら分散投資をしたい人や、長期運用を考えている投資家にとって便利な選択肢です。
信託報酬
信託報酬は、投資信託を運用するための費用として、投資家が保有資産に対して負担する手数料です。運用会社、販売会社、受託会社が投資信託の運用や管理に必要な費用をカバーするために徴収されます。費用は年間の信託財産の一定割合(例:0.1~2%)で計算され、投資信託の純資産価値(基準価額)から日々差し引かれます。そのため、運用成績が悪い場合でも信託報酬は発生し、投資信託を選ぶ際の重要な比較要素となります。