はなさく生命の「はなさく変額保険」の主な特徴は?
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2025/07/09 16:45
男性
30代
保障を備えつつ資産も増やせる商品を検討中です。はなさく変額保険は10種類の特別勘定で運用でき、プランや払込免除特約があると聞きました。最低保証の仕組みやリスクを含め、初心者でも分かるよう特徴と注意点を教えてもらえますか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
はなさく変額保険は有期型の変額保険で、「基本プラン」と「障害・介護プラン」から主契約を選びます。どちらを選んでも死亡・高度障害時には契約時に定めた基本保険金額が最低保証されるため、運用不振でも遺族への備えは確保できます。
一方、満期保険金と解約返戻金は10種類の特別勘定の運用成果に連動します。国内外株式型・債券型・バランス型などを自由に組み合わせ、途中で配分変更も可能です。運用益が伸びれば満期保険金が増えますが、市場下落時には元本割れします。
受取方法は一時金、確定年金、終身保険への変更から選択でき、老後資金や相続対策に応じて柔軟に設計できます。特定8疾病で所定治療を受けた場合、以後の保険料が免除される特約を付加すると、治療専念期の負担を軽減しながら保障と運用を継続できます。契約前には特別勘定の信託報酬、解約控除、長期保有の資金計画を確認し、自身の健康状態とリスク許容度に合わせてプランと特約を選択することが重要です。
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関連する専門用語
特別勘定
特別勘定とは、主に保険会社が提供する変額保険や年金商品などで使われる仕組みで、契約者から預かったお金を、会社の他の資産とは分けて管理するための専用の勘定のことです。 この仕組みにより、運用による損益は契約者に直接反映され、保険会社の経営状況とは切り離して資産が守られる仕組みになっています。 たとえば、変額保険では、特別勘定の中で株式や債券などの資産を運用し、その運用結果によって将来受け取る金額が変動します。初心者にとっては、特別勘定は「自分のお金がどのように運用されているかが見える透明な箱」とイメージすると理解しやすいです。
変額保険
変額保険とは、死亡保障を持ちながら、保険料の一部を投資に回すことで、将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が運用成績によって変動する保険商品です。 保険会社が提供する複数の投資先から自分で選んで運用することができるため、運用がうまくいけば受け取る金額が増える可能性があります。 ただし、運用がうまくいかなかった場合は、受け取る金額が減ることもあります。保障と資産運用の両方を兼ね備えた商品ですが、元本保証がない点には注意が必要です。投資初心者の方には、仕組みを十分に理解したうえで加入することが大切です。
払込免除
払込免除とは、生命保険や医療保険などの契約において、契約者や被保険者が高度障害状態になったり、所定の重い病気にかかったりした場合に、それ以降の保険料の支払いが免除される制度のことを指します。免除されたあとも、保険契約は有効に継続され、保障内容はそのまま維持されるのが特徴です。 たとえば、がんなどの重病を患い、働くことが困難になった場合でも、保障を失うことなく保険を続けられる仕組みとして、多くの保険商品に組み込まれています。払込免除はあくまで保険料の支払い義務を免除する制度であり、解約や満期金の支払いとは異なります。契約時にこの特約が付いているかどうか、また発動条件がどうなっているかを確認しておくことが大切です。経済的な負担が大きくなる場面で、保険契約の継続を支える安心の仕組みです。
満期保険金
満期保険金とは、保険契約で定められた期間が終了したときに、契約者や被保険者に支払われるお金のことをいいます。たとえば、10年や20年などの一定期間保険料を払い続け、満期になったときにその保険が「満了」すると、あらかじめ決められた金額が支払われます。 このお金は、死亡や病気などのリスクに備えるだけでなく、貯蓄のように将来の資金づくりにも役立つという特徴があります。特に学資保険や養老保険などでよく使われる仕組みです。
死亡保険金
死亡保険金とは、生命保険契約において、被保険者が死亡した際に受取人に支払われる保険金のことを指す。受取人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかの課税対象となる場合がある。
要介護状態
要介護状態とは、加齢や病気、障害などによって、日常生活において入浴や食事、排せつ、移動といった基本的な動作を一人で行うことが難しくなり、継続的な介護が必要と判断された状態のことを指します。この判断は、介護保険制度の認定調査と主治医の意見書に基づいて市区町村が行い、「要支援」から「要介護1〜5」までの段階に分けられます。段階が上がるほど介護の必要性が高いことを意味します。この認定を受けることで、介護保険サービスを利用できるようになり、生活支援や介護費用の軽減が可能となります。高齢期の生活設計や医療・保険商品との関係でも重要な概念です。