明治安田生命の学資保険で、祝い金の請求方法を教えてください。
回答受付中
0
2025/08/24 09:03
男性
30代
明治安田生命の学資保険に加入していますが、祝い金の受取時期が近づいてきました。祝い金を受け取るためには具体的にどのような手続きが必要でしょうか。必要書類や手続き方法、また注意すべき点があれば教えてください。
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
明治安田生命の学資保険では、祝い金の支払い時期になると会社から「手続きのご案内」が送付されます。この案内に記載された内容に従って手続きを行います。
必要書類は所定の請求書が基本となりますが、契約内容や請求内容により必要書類が異なる場合があるため、事前に問い合わせることが重要です。手続き方法は最寄りの来店窓口での手続きが可能で、受付時間は平日9時から16時となっています。
手続きをしない場合は自動据え置きとなり、所定の利息を付けて預かる仕組みになっています。これは祝い金を受け取らない場合でも資金が保険会社で運用され続けることを意味します。
また、祝い金の確定日前にご契約者貸付金や保険料振替貸付金の残高がある場合は、約款に従って今回の祝い金から自動精算されることも覚えておく必要があります。さらに据え置かれた祝い金の引き出しは「お客さま専用サイト『MYほけんページ』」でも手続きが可能です。
契約内容により手続きが異なる場合があるため、不明な点は事前に明治安田生命に確認することをおすすめします。
関連記事
関連する専門用語
学資保険
学資保険とは、子どもの教育資金を計画的に準備するための保険商品で、一定期間保険料を支払うことで、子どもの進学時期(中学・高校・大学入学など)に合わせて祝い金や満期保険金が受け取れる仕組みになっています。保険であるため、契約者(通常は親)に万が一のことがあった場合でも、以後の保険料の支払いが免除され、満期時には予定どおりの給付金が支払われる点が大きな特徴です。 貯蓄機能と保障機能が組み合わさっており、「教育費を積み立てながら万一に備えたい」と考える家庭に人気があります。ただし、途中解約すると元本割れするリスクがあるため、長期的な資金計画としての活用が前提となります。初心者の方にとっては、預貯金とは違う形で将来の教育資金を準備できる手段のひとつとして、選択肢に入れて検討する価値があります。
保険証券
保険証券とは、保険会社と契約者との間で締結された保険契約の内容を証明する正式な書面です。契約者名や被保険者、保険期間、保険金額、保険料、受取人などの基本情報が記載されており、いわば保険契約の「原本」に当たります。 保険金を請求する際や契約内容を確認する場面では欠かせない資料となるため、自宅での保管だけでなく、万一の紛失に備えて電子データやコピーを別途管理しておくと安心です。 なお、証券を紛失しても契約自体が無効になるわけではなく、保険会社に届け出れば再発行や証明書の発行を受けられますが、手続きに時間がかかることがあるため注意が必要です。
保険金受取人
保険金受取人とは、生命保険や医療保険などの契約において、被保険者が亡くなったり給付条件を満たしたときに、保険金を受け取る権利を持つ人のことをいいます。契約者があらかじめ指定しておき、原則として書面により自由に変更することも可能です。 たとえば、生命保険では、被保険者が死亡した場合に保険金受取人が保険会社から死亡保険金を受け取ります。この受取人の指定によって、相続人以外の人が保険金を受け取ることもでき、保険金は原則として相続財産ではなく「受取人固有の財産」として扱われるのが特徴です。 ただし、相続税の課税対象にはなるため、課税上は「みなし相続財産」として取り扱われます。資産運用や相続対策の場面では、誰を受取人に指定するかが、遺産分割の公平性や納税負担に大きな影響を与える重要なポイントとなります。
保険金受取事由
保険金受取事由とは、保険契約において保険金が支払われる具体的な理由や状況のことを指します。たとえば、死亡保険であれば被保険者が亡くなったことが受取事由となり、医療保険であれば入院や手術などが該当します。この事由が発生しなければ、保険金は基本的に支払われません。 つまり、受取事由は「保険が効く条件」と考えるとわかりやすいです。保険の種類によって受取事由は異なり、契約時に詳しく説明されるほか、約款(契約内容をまとめた文書)にも記載されています。 正確に理解していないと、いざというときに保険金を受け取れない可能性があるため、自分の保険の受取事由が何かを事前に確認しておくことが重要です。
満期保険金
満期保険金とは、保険契約で定められた期間が終了したときに、契約者や被保険者に支払われるお金のことをいいます。たとえば、10年や20年などの一定期間保険料を払い続け、満期になったときにその保険が「満了」すると、あらかじめ決められた金額が支払われます。 このお金は、死亡や病気などのリスクに備えるだけでなく、貯蓄のように将来の資金づくりにも役立つという特徴があります。特に学資保険や養老保険などでよく使われる仕組みです。