メットライフ生命を解約する方法を教えてください。
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2025/09/18 10:24
男性
60代
メットライフ生命に加入していますが、保険を見直すために解約を検討しています。解約の具体的な流れや必要書類、連絡先などを事前に把握しておきたいです。
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
メットライフ生命の解約手続きは、まず同社のカスタマーサービスセンターへの電話連絡から始まります。担当者が契約内容を確認し、必要書類や手続きの詳細について案内を受けましょう。
その後、所定の解約請求書類に必要事項を記入し、本人確認書類とともに提出する流れとなります。担当の営業職員がいる場合は、直接依頼して解約申込書を受け取ることも可能です。
一般的に、解約請求書、契約者の本人確認書類、保険証券、印鑑などが必要となります。契約者以外が手続きを行う場合は、委任状や関係を証明する書類が追加で必要になる場合があります。
解約にあたっては、契約時に設定された払込方法や保険種類によって、解約返戻金の有無や金額が異なります。返戻金が少額または発生しない場合もあり、特に加入から短期間で解約する際には注意が必要です。加えて、解約をするとその時点で保障がすべて失われ、再加入には健康状態の告知や審査が必要になる点も理解しておく必要があります。
完全解約以外にも、払済保険への変更、減額、契約者貸付の活用など、契約を維持しながら保険料負担を軽減する方法もあります。解約理由によっては、これらの選択肢の方が有利な場合もあるため、解約前に担当者や中立的な専門家と相談することをおすすめします。
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関連する専門用語
解約返戻金
解約返戻金とは、生命保険などの保険契約を途中で解約したときに、契約者が受け取ることができる払い戻し金のことをいいます。これは、これまでに支払ってきた保険料の一部が積み立てられていたものから、保険会社の手数料や運用実績などを差し引いた金額です。 契約からの経過年数が短いうちに解約すると、解約返戻金が少なかったり、まったく戻らなかったりすることもあるため、注意が必要です。一方で、長期間契約を続けた場合には、返戻金が支払った保険料を上回ることもあり、貯蓄性のある保険商品として活用されることもあります。資産運用やライフプランを考えるうえで、保険の解約によって現金化できる金額がいくらになるかを把握しておくことはとても大切です。
契約者貸付制度
契約者貸付制度とは、生命保険などの契約者が、契約中の保険に積み立てられた解約返戻金の一部を担保として、お金を借りることができる仕組みです。 つまり、自分が支払った保険料の一部を、必要なときに一時的に借りることができる制度です。返済期間に厳しい制限はないものの、借りた金額には所定の利息がかかります。 返済をせずに保険を解約した場合は、返戻金から借入額と利息が差し引かれる仕組みになっています。急な出費が発生したときに、保険を解約せずに資金を用意できるため、いざというときの備えとして役立つ制度です。
払済保険
払済保険とは、もともと契約していた保険の保険料の支払いを途中でやめ、その時点までに払い込んだ保険料を使って、以後の支払いをせずに保障だけを継続する保険のことです。たとえば、終身保険などで使われることが多く、保険料を支払うのが難しくなった場合などに選ばれる方法です。 保障額は元の契約よりも小さくなりますが、保険契約を完全に解約するのではなく、一定の保障を残すことができる点が特徴です。資産運用の観点では、解約返戻金を有効に活用しながら保障を維持する手段として理解しておくと役立ちます。