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楽天証券での金投資について

楽天証券での金投資について

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2025/11/16 19:27

コモディティ
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女性

20代

question

楽天証券にて金の投資をしたいです。 数年ほど動きの勉強の為に超少額からですが積立NISAを使い、金の投資信託に投資をしています。 銀行口座への貯金の代わりに月数万円で運用したいのですが、このまま投資信託に入金しようかなと思っていますが他のものにも興味があります(ETFや純金積立)。 このまま投資信託に入れていくか他のおすすめがあれば教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

金への投資は、選ぶ商品によって特徴や使い勝手が大きく変わります。現在の積立投信を続けるべきか、ETFや純金積立に広げるべきかは、金にどんな役割を持たせたいかで判断が変わってきます。

金は短期の値上がりを狙うより、インフレ対策や資産の安全性を高める「守りの資産」として長期保有されることが多い商品です。その意味では、月数万円を貯金代わりにコツコツ積み立てる今の方法はとても合理的です。時間をかけて買い続けることで価格変動も自然に均されていきます。

いま使われている金の投資信託は、1円単位で積立ができ、楽天証券だけで完結する手軽さが魅力です。信託報酬は年0.2〜0.6%ほどですが、積立のしやすさを考えると日常的に続けやすい選択肢といえます。

金ETFは信託報酬がより低く、現物裏付けの商品も多いため、長期のコスト面では有利になりやすい点が特徴です。ただし、買付は口数単位で、価格が市場で動くため、投信ほど自動でほったらかしにしやすい商品ではありません。コストを抑えたい人向けの選択肢です。

純金積立は現物の金を少しずつ保有できる安心感がありますが、売買手数料が高めで、長期の積立効率は投信やETFより落ちやすく、メインとしては使いにくい側面があります。

こうした特徴をふまえると、「毎月の積立を自動で、無理なく続けたい」という目的なら、現在の金の投資信託をそのまま続けるのが最も実用的です。必要に応じて、コスト重視ならETF、現物重視なら純金積立をサブとして組み合わせる方法もあります。

また、金の保有割合は一般的に資産全体の5〜15%程度がバランスを取りやすいとされており、金単体で判断するより、全体の資産設計の中で位置づけを考えることが大切です。

もし「どのくらい金を持つべきか」「他の資産とどう組み合わせるべきか」まで整理したい場合は、投資のコンシェルジュの無料相談をご活用ください。現在の状況に合わせ、中立の立場で最適なポートフォリオをご提案します。

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信託報酬

信託報酬とは、投資信託やETFの運用・管理にかかる費用として投資家が間接的に負担する手数料であり、運用会社・販売会社・受託銀行の三者に配分されます。 通常は年率〇%と表示され、その割合を基準価額にあたるNAV(Net Asset Value)に日割りで乗じる形で毎日控除されるため、投資家が口座から現金で支払う場面はありません。 したがって運用成績がマイナスでも信託報酬は必ず差し引かれ、長期にわたる複利効果を目減りさせる“見えないコスト”として意識されます。 販売時に一度だけ負担する販売手数料や、法定監査報酬などと異なり、信託報酬は保有期間中ずっと発生するランニングコストです。 実際には運用会社が3〜6割、販売会社が3〜5割、受託銀行が1〜2割前後を受け取る設計が一般的で、アクティブ型ファンドでは1%超、インデックス型では0.1%台まで低下するケースもあります。 同じファンドタイプなら総経費率 TER(Total Expense Ratio)や実質コストを比較し、長期保有ほど差が拡大する点に留意して商品選択を行うことが重要です。

ETF(上場投資信託)

ETF(上場投資信託)とは、証券取引所で株式のように売買できる投資信託のことです。日経平均やS&P500といった株価指数、コモディティ(原油や金など)に連動するものが多く、1つのETFを買うだけで幅広い銘柄に分散投資できるのが特徴です。通常の投資信託に比べて手数料が低く、価格がリアルタイムで変動するため、売買のタイミングを柔軟に選べます。コストを抑えながら分散投資をしたい人や、長期運用を考えている投資家にとって便利な選択肢です。

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