130万円超えた
130万円超えた
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2025/12/17 12:56
女性
50代
主人の会社な扶養に入ってます。私の所得が年間130万を12月で超えてしまいました。 12月に扶養を抜けて1ヶ月分もしくは2ヶ月分の社会保険料払えば、また翌年1月から12月は扶養に入れると思いますが、そういう事は可能ですか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
扶養を外れたあとに再び扶養に入れるかどうかは、ご主人が加入している健康保険組合(または協会けんぽ)の制度・運用によって判断されます。これは全国共通のルールではありません。
社会保険上の扶養は、前年の収入額だけで決まるものではなく、原則として今後1年間の収入見込みが130万円未満かどうかを基準に認定されます。そのため、一度扶養を外れても、翌年の働き方が変わり、収入見込みが130万円未満であることを合理的に説明できれば、再認定される可能性はあります。
一方で、企業の健康保険組合では、直近の収入実績を重視したり、一定期間の経過を求めたりするなど、独自の運用が設けられている場合もあります。再扶養が自動的に認められるとは限らない点には注意が必要です。
実務上は、ご主人の勤務先の人事・総務担当、または健康保険組合に事前確認することが重要です。12月に扶養を外れた場合、翌年1月から再び被扶養者として認定されるか、その条件や必要書類を具体的に確認しておくと安心です。
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扶養
扶養とは、主に家族の生活を経済的に支えることを指し、税金や社会保険の制度においては特定の条件を満たした家族を「扶養親族」として扱う仕組みをいいます。税制上の扶養に該当すると、扶養する人の所得から一定額が控除され、結果として支払う税金が少なくなります。また健康保険における扶養では、収入の少ない配偶者や子ども、親などを被扶養者として登録することで、その人の医療費が保険でカバーされます。
社会保険
社会保険とは、国民の生活を支えるために設けられた公的な保険制度の総称で、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、介護保険などが含まれます。労働者や事業主が保険料を負担し、病気や高齢による収入減少、失業時の経済的支援を受けることができます。社会全体でリスクを分担し、生活の安定を図る仕組みです。 また、社会保険は万が一の備えとして機能し、資産運用においては「公的保障の不足分をどのように補うか」を考える前提となる存在です。



