マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」の「ターゲットタイプ」と「定期引出タイプ」の違いは?
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2025/07/24 16:10
男性
60代
「未来を楽しむ終身保険」には運用方針でターゲットタイプと定期引出タイプがあると聞きました。目標額達成後に運用を止める方式と、資産を引き出しながら運用を続ける方式では、具体的にどのようなメリットとリスクがあり、選択時に何を重視すべきでしょうか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」のターゲットタイプは、一時払保険料を基準に120〜200%などの目標額を設定し、変額部分の価値が到達した時点で運用を停止します。その後は円建て終身保険へ自動移行し、為替や市場変動の影響を受けずに利益を確定できるため、目標達成後のリスクを抑えたい人に向きます。
ただし目標額に届く前に相場が下落すると到達時期が遅れ、資金が長期間ロックされる可能性があります。
定期引出タイプは運用期間中に変額部分から毎年または毎月など定額を外貨で引き出し、残高は特別勘定で運用を継続します。これにより年金のようなキャッシュフローを得つつ資産成長も狙えますが、引出額が大きすぎると残高が減りリターンが伸びにくくなる点と、市場下落時に元本割れリスクが高まる点に注意が必要です。
選択のポイントは①資産をいつ使うか、②目標利益を確定させたいか、③為替と市場変動にどこまで耐えられるかです。短期で利益確定を重視するならターゲットタイプ、長期で流動性と成長を両立させたいなら定期引出タイプが適しています。