専門用語解説
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医療意思表示
医療意思表示とは、自分が将来、病気や事故などで意思を伝えられなくなった場合に備えて、受けたい医療や受けたくない医療について事前に明確に示しておくことをいいます。 たとえば、延命治療を希望するかどうか、人工呼吸器や心肺蘇生を受けるかどうかなどを、書面や口頭で家族や医療関係者に伝える形です。この意思表示は、患者本人の尊厳を守るだけでなく、家族や医療従事者が判断に迷う状況を減らす役割もあります。近年は高齢化の進行に伴い、終末期医療や尊厳死に関する議論が広がっており、医療意思表示は人生の備えとして重要視されています。
医療費
医療費とは、疾病やけがの治療、予防、健康の維持管理を目的として行われる医療行為に対して支払われる費用の総称です。家計管理や税制、社会保障制度を考える文脈で用いられることが多く、単なる生活支出とは異なる制度的な意味合いを持つ用語です。 日常生活では、病院や診療所での診療、薬の処方、入院や手術などに伴う支出として認識されますが、制度の文脈では「どの支出が医療費として扱われるか」という線引きが重要になります。特に税制や公的制度と結びつく場面では、支出額そのものよりも、制度上の医療費に該当するかどうかが判断の起点になります。 医療費について誤解されやすい点として、「医療機関で支払ったお金はすべて同じ意味を持つ」と捉えられがちな点が挙げられます。しかし、医療に関連する支出であっても、健康診断や予防目的のサービス、生活改善を目的とした支出などは、制度上は医療費として扱われないことがあります。日常的な感覚と制度上の定義が必ずしも一致しない点を理解しておくことが重要です。 また、医療費は公的医療保険制度と密接に関係しています。国民健康保険や健康保険などの公的制度では、医療費の一定割合が保険給付によって調整され、自己負担額が制度的に定められています。そのため、家計が実際に負担する金額と、医療費として発生している総額は一致しない場合があります。 これに対し、民間の医療保険は、公的医療保険によって調整された後の自己負担部分や、入院日数・手術といった特定の事象に対して給付を行う仕組みとして位置づけられます。医療費そのものを直接減らす制度ではなく、医療費負担に伴う家計への影響を補完する役割を担います。 医療費は「多いほど不利」「少ないほど良い」と単純に評価できるものではありません。健康状態やライフステージと強く結びつく支出であり、重要なのは、その支出がどの制度と関係し、どのように家計に影響するのかを整理することです。社会保障や税制、保険制度と接続する概念として捉えることで、将来の判断や備えを考えるための基盤となります。
医療費控除
医療費控除とは、納税者が1年間に支払った医療費の一部を所得から控除できる税制上の制度を指す。自己や家族のために支払った医療費が一定額を超える場合に適用され、所得税や住民税の負担を軽減できる。対象となる費用には、病院での診療費や処方薬の費用のほか、一定の条件を満たす介護費用なども含まれる。確定申告が必要であり、領収書の保管が重要となる。
医療費控除の明細書
医療費控除の明細書とは、年間に支払った医療費の内容と金額を一覧にまとめ、確定申告の際に提出する書類です。 平成29年分(2017年分)から領収書の提出が不要となった代わりに、この明細書の添付が義務化され、支払先や支払日、金額などを正確に記載することで医療費控除を受けられます。領収書は自宅で5年間保存する必要があり、税務署から求められたときに提示できるようにしておくことが大切です。
医療費通知
医療費通知とは、健康保険組合や共済組合などの保険者が加入者に対して定期的に交付する書類で、病院や薬局で実際にかかった医療費の総額や自己負担額、診療年月日、医療機関名などがまとめて記載されています。 確定申告で医療費控除を受ける際には、医療費控除の明細書の代替資料として添付できるため、個別の領収書を一つひとつ記入する手間を省くことができます。なお、通知には給付対象外の自由診療分や市販薬の購入費は含まれないため、セルフメディケーション税制を併用する場合は別途レシート管理が必要です。
医療費の自己負担割合
医療費の自己負担割合とは、病院や薬局でかかった医療費のうち、患者自身が実際に支払う部分の割合のことをいいます。日本では公的医療保険制度によって医療費の多くがカバーされており、残りを患者が負担します。一般的に小学生までの子どもや高齢者は負担割合が低く設定されており、現役世代は3割負担が基本です。 この割合は年齢や所得によって変わる仕組みになっているため、自分がどの区分に当てはまるのかを把握しておくことが大切です。資産運用や家計管理においても、医療費の自己負担割合を知っておくことで、将来の医療費に備えた計画が立てやすくなります。
医療扶助
医療扶助とは、生活保護制度の中で、病気やけがの治療を受けるために必要な医療費を公費で支援する仕組みです。経済的な理由で医療機関を受診できない人が、健康を維持し、生活の安定を図るために受けられる援助で、診察料や薬代、入院費などが対象になります。医療扶助を利用する際は、原則として指定された医療機関を利用する必要があります。資産運用の観点からは、医療費の急な支出を回避できる制度として、経済的な負担を軽減し、将来の資産形成を妨げないようにするための重要なセーフティネットのひとつです。
医療法
医療法とは、日本における医療提供体制の基本的な枠組みを定め、医療機関の設置・運営や医療のあり方を規律する法律です。 この用語は、病院や診療所といった医療機関の位置づけ、医療提供の体制整備、地域医療の役割分担を理解する場面で登場します。医療は市場原理だけに委ねられない分野であるため、どの地域に、どの水準の医療が提供されるべきかという考え方が制度として組み込まれています。医療法は、その前提となる「医療はどのような枠組みで提供されるのか」を定める基礎法として機能しています。 誤解されやすい点は、医療法を「医師の行為そのものを細かく規制する法律」や「患者の権利を直接定めた法律」と捉えてしまうことです。実際には、医療法の中心的な役割は、医療機関という組織や施設の在り方、提供体制の整備を制度的に整理することにあります。診療行為の可否や個別の医療内容については、他の法令やガイドラインが関与しており、医療法だけで完結するものではありません。この区別を理解していないと、制度の射程を過大に、あるいは過小に評価してしまいます。 また、医療法を「医療機関を縛るための規制法」とのみ捉えるのも偏った理解です。確かに一定の制約を課す側面はありますが、その本質は、医療資源の偏在を抑え、地域全体として必要な医療が持続的に提供されるよう調整する点にあります。医療法は、個々の医療機関の自由と、社会全体の医療の安定性とのバランスを取るための枠組みとして位置づけられています。 医療法は、医療サービスの質や善悪を直接評価するための法律ではなく、「医療がどの単位で、どの構造のもとに提供されるのか」を定義する制度用語です。この言葉に接したときは、個別の医療行為ではなく、医療提供体制全体をどう設計する法律なのかという視点で捉えることが、制度理解の入口になります。
医療法人
医療法人とは、医療の提供を目的として、医療法に基づき設立される法人形態を指す制度上の概念です。 この用語は、病院や診療所の運営主体を理解する場面や、医療機関の経営・制度的位置づけを整理する文脈で登場します。個人開業と法人運営の違いを確認する際や、医療機関がどの法制度の下で活動しているのかを把握する場面で用いられ、「誰が、どの枠組みで医療を提供しているのか」を示す前提語として機能します。医療提供体制や地域医療の議論においても、運営主体の区分として参照されます。 誤解されやすい点として、医療法人が「営利企業」や「一般の会社法人」と同じ性格を持つと理解されることがあります。しかし、医療法人は医療の継続的・安定的な提供を目的とした制度であり、利益の分配を目的とする法人ではありません。経営という側面は存在するものの、その活動は医療法の枠組みの中で制約されており、一般企業と同列に扱うと制度の趣旨を見誤りやすくなります。 また、医療法人であれば「大規模な病院を運営している」といったイメージを持たれることもありますが、実際には診療所規模の医療機関が法人化しているケースも含まれます。法人であるかどうかは規模や診療内容を直接示すものではなく、あくまで運営主体の法的な形態を表す概念です。この点を混同すると、医療機関の実態を正確に捉えられなくなります。 医療法人は、医療という公共性の高い分野を、個人ではなく法人として担うために設けられた制度的な器です。この用語に触れたときは、医療の質や規模を評価する言葉ではなく、「医療提供をどの法的枠組みで行っているか」を示す概念であることを意識して捉えることが、制度理解の出発点になります。
医療保険
医療保険とは、病気やケガによる入院・手術などの医療費を補償するための保険です。公的医療保険と民間医療保険の2種類があり、日本では健康保険や国民健康保険が公的制度として提供されています。一方、民間医療保険は、公的保険でカバーしきれない自己負担分や特定の治療費を補填するために活用されます。契約内容によって給付金の額や支払い条件が異なり、将来の医療費負担を軽減するために重要な役割を果たします。
医療保障
医療保障とは、病気やけがで入院・手術などの医療を受けた際に、かかる費用の一部または全部を補償する保険の仕組みを指します。これは主に生命保険会社などが提供する医療保険商品によって提供され、入院日数に応じた給付金や、手術・通院ごとの一時金が支払われるのが一般的です。医療保障は、公的医療保険(健康保険)だけではカバーしきれない自己負担分や差額ベッド代、先進医療費用などのリスクに備えるために活用されます。 医療保障の内容は契約によって異なり、給付内容や給付条件、保険料、保障期間などを比較検討することが大切です。また、貯蓄型か掛け捨て型かによって保険料の性質も変わります。高齢化社会の進展により、医療費負担への不安が高まる中、医療保障は家計のリスク管理の一部として注目されています。
医療保障特約
医療保障特約とは、生命保険や学資保険などの主契約に追加する形で付けられる補足的な保障のことです。この特約を付けることで、入院や手術をした際に保険金を受け取れるようになり、医療費の負担を軽減することができます。 保険料は上乗せされますが、医療リスクに備える手段として多くの人に利用されています。特に公的医療保険だけではカバーしきれない費用、たとえば個室代や先進医療の一部負担などに備えられるため、万が一の時にも安心して治療に専念できるようになります。保険選びの際には、主契約と特約のバランスをよく見極めることが重要です。
インカムアプローチ
インカムアプローチとは企業の将来の収益やキャッシュフロー(現金の流れ)の予想を指標として、企業の価値を評価する手法。インカムアプローチの代表的な評価手法としてDCF法・収益還元法・配当還元法の3つに分けることができる。 DCF(Discounted Cash Flow)法:企業の将来のキャッシュフローを予測し、それを現在の価値に変え企業価値を評価する方法。 収益還元法:企業が将来的に生み出す収益を予測し、それを現在の価値に変え企業価値を評価する方法。 配当還元法:企業の将来の配当額を予測し、それを現在の価値に変え企業価値を評価する方法。
インカムゲイン(インカム)
インカムゲイン(インカム)とは、株式や債券、不動産などの資産を保有していることで定期的または継続的に得られる収益のことを指します。具体的には、株式の配当金、債券の利息、不動産の家賃収入などが代表的な例です。一方で、資産の売買差益から生まれるキャピタルゲインとは異なり、保有し続けることで一定のペースで収入を得る点が特徴です。 インカムゲインを重視する投資では、安定したキャッシュフローを得られることが大きな魅力となります。例えば、株式の配当金は企業の利益から支払われますが、企業の業績や配当方針に応じて増減があるため、定期的なチェックが必要です。債券の利息は発行体の信用力や金利情勢に大きく左右され、金利が上昇すると既存債券の価格が下落するリスクがあります。不動産投資では家賃収入がインカムゲインとなりますが、空室が続いたり修繕費がかさんだりするリスクがあるほか、売却時の価格も景気や立地に左右されるため、投資額の回収が遅れる可能性があります。 これらのリスクを考慮する一方で、インカムゲインには安定性というメリットがあります。資産を保有しているだけでも定期的に資金が手に入り、再投資や生活費に回すことで資産形成を円滑に進めやすい面があります。また、いざ急に資金が必要になった場合には、すぐに売却しなくても配当金や利息で一定の収入を得られる可能性があるため、心理的な安心感につながることもあります。 ただし、インカムゲインを得ようとするあまり、高配当や高利回りをうたう投資商品ばかりに偏ると、発行体の信用リスクや価格変動リスクが高まるケースも考えられます。特に、株式の配当は企業の業績が悪化すれば減配や無配となる恐れがあり、債券の場合でも発行体の破綻リスクや金利上昇リスクが存在します。不動産投資では物件管理の手間や費用が大きく、地方物件などでは買い手が少なく流動性リスクも高くなるため、分散投資の観点で他の資産とバランス良く組み合わせるのが望ましいでしょう。 総じて、インカムゲインは、投資から生まれる継続的な収益を得るための有力なアプローチです。特に、キャピタルゲインだけに頼らず、配当や利息、家賃収入などの定期的な収入源を得ることでリスクを分散しながら安定した資産運用を目指すことができます。ただし、投資対象の選定やリスク管理は欠かせないポイントであり、投資する資金やライフプラン、リスク許容度に応じて最適なバランスを見極める必要があります。
インカム投資
インカム投資とは、株式の配当金や債券の利息、不動産の賃料収入など、保有している資産から定期的かつ継続的に得られる現金収入(インカムゲイン)を重視する資産運用の手法です。株価や債券価格の値上がり益を狙うキャピタル投資と異なり、安定した現金フローを確保して生活費の補填や再投資に充てることを目的とします。 具体的には、高配当株や優良社債、リート(不動産投資信託)、インフラファンドなど、比較的価格変動が小さく配当・利息の支払い実績が豊富な資産を組み合わせることで、景気変動に左右されにくいポートフォリオを作るのが特徴です。ただし、企業業績の悪化による減配や金利変動による債券価格の下落などリスクも存在するため、銘柄の分散や財務健全性の確認が欠かせません。
印鑑証明書
印鑑証明書とは、市区町村の役所にあらかじめ登録された印鑑(実印)が、確かに本人のものであることを証明する公的な書類です。たとえば、不動産の売買や自動車の登録、遺産分割協議書の提出など、法的効力を持つ重要な手続きにおいて、本人確認の一環として利用されます。印鑑そのものは簡単に複製できる可能性があるため、「この印影は確かに本人のものです」と自治体が公的に保証することで、取引や契約の信頼性を高める役割を果たしています。印鑑証明書の取得には、印鑑登録を済ませている必要があり、発行は原則として本人か代理人によって行われます。
インサイダー取引
インサイダー取引とは、上場企業の未公表の重要情報を知る立場にある人が、その情報を利用して株式などを売買する行為を指します。これは金融商品取引法で禁止されており、市場の公平性を守るために設けられた重要なルールです。 たとえば、決算の内容や合併・買収の計画、大口契約の締結・解消、役員の交代といった情報は、企業の株価に大きな影響を与える可能性があります。これらが公表される前に、会社の役員や従業員、関係会社、取引先などの内部関係者が株式を売買すると、公平な取引が損なわれることになります。 さらに、こうした情報を直接知らされていなくても、内部関係者から話を聞いた家族や知人が、その情報をもとに株を売買した場合も「情報受領者」としてインサイダー取引に問われる可能性があります。 たとえ意図的でなくても、未公表情報に基づく取引は規制の対象となることがあるため、企業に関わる立場にある人やその周辺の人は特に注意が必要です。投資を行う際は、常に公正な情報に基づいた判断を心がけ、市場の信頼を損なわない行動をとることが求められます。
印紙税
印紙税とは、契約書や領収書など、特定の文書を作成したときに課される税金のことです。この税金は文書の種類や記載された金額によって金額が異なり、国に納めるものです。たとえば、一定金額以上の売買契約書や請負契約書を作成すると、その文書に定められた金額の「収入印紙」を貼って消印をする必要があります。これは、その文書が法律的に正式なものとして認められるための手続きでもあり、貼らない場合はペナルティが課されることもあります。 印紙税は日常の資産運用というよりも、不動産の売買や大口の取引などで関係することが多く、知らないと税務上のリスクを負うこともあるため、基本的な知識として知っておくと安心です。
インスペクション(建物状況調査)
インスペクション(建物状況調査)とは、住宅や建物の劣化状態や不具合の有無を、専門家が第三者の立場で調査・診断することを指します。主に中古住宅の売買時に行われるもので、屋根、外壁、床下、天井裏、配管など、目視や計測器具を使って建物の状態を確認します。 この調査によって、購入希望者は物件の隠れたリスクを把握し、安心して購入判断を下すことができます。また、インスペクションの結果は「インスペクション報告書」としてまとめられ、中古住宅瑕疵保険への加入や住宅ローン減税の条件にも関わることがあります。不動産投資においては、想定外の修繕費や収益低下リスクを避けるために、信頼性のあるインスペクションの実施が重要とされています。
インスペクション特約
インスペクション特約とは、不動産の売買契約において、物件の状態を第三者が調査(インスペクション)し、その結果に応じて契約内容を見直したり解除したりできる条件を定めた特約のことです。 主に中古住宅の取引で利用され、構造上の欠陥や設備不良などの有無を事前に確認する目的があります。買主にとっては購入後の予期せぬ修繕費用やトラブルを避ける手段となり、売主にとっても物件状態を明確にすることで後日の紛争リスクを減らせます。 資産運用の観点では、不動産投資におけるリスク管理の一環として、この特約を活用することで長期的な収益性の安定につながります。
インスペクション報告書
インスペクション報告書とは、住宅や建物の調査(インスペクション)を行った結果をまとめた書類のことです。この報告書には、建物の構造、外壁、屋根、設備、床下や天井裏の状態など、調査した各項目の内容とその評価が記載されています。報告書は、調査を依頼した買主や売主、投資家が建物の状態を正しく把握し、購入判断や修繕計画を立てるうえで重要な材料となります。 また、専門用語だけでなく写真や図解を用いて、誰にでもわかりやすい内容で作成されることが一般的です。不動産投資の場面では、将来的な支出の見通しや物件の資産価値を検討する際に、この報告書の内容が非常に大きな意味を持ちます。
インセンティブ(販売手数料)
インセンティブ(販売手数料)とは、金融商品を販売する金融機関や営業担当者が、商品を売ったことに対して受け取る報酬のことを指します。たとえば、投資信託や保険商品などを顧客に提案・契約させた際に、その販売実績に応じて支払われる手数料です。 この仕組み自体は業務の対価として一般的なものですが、問題となるのは、販売側が本来の目的である「顧客にとって最適な商品提案」ではなく、「自分たちの報酬を優先して商品を勧める」ような行動に走ってしまう可能性がある点です。こうした状況は「利益相反」と呼ばれ、投資家にとって不利になる恐れがあります。そのため、販売手数料の仕組みを正しく理解し、商品選びの際には中立的な視点を持つことが大切です。また、金融機関の説明内容やインセンティブ構造を確認することも、賢い資産運用の一歩になります。
インセンティブ型保険
インセンティブ型保険とは、契約者が健康的な生活を送ることや特定の行動をとることで、保険料の割引や特典を受けられる仕組みを持つ保険のことです。たとえば、日常的に運動をしたり、健康診断の結果が良好だったりすると、保険会社がそれを評価して保険料を安くするなどの「報酬(インセンティブ)」が与えられます。従来の保険が「万が一」に備える受動的な仕組みであったのに対し、インセンティブ型保険は、加入者の行動を前向きに変えることを目的とした「参加型」の保険といえます。テクノロジーの発達により、スマートウォッチや健康アプリを使って日常のデータを記録し、それを保険評価に活用するケースも増えています。
姻族(いんぞく)
姻族(いんぞく)とは、結婚によって生じる親族関係のことで、配偶者の血族や、自分の血族にとっての配偶者など、血のつながりはないものの法律上「親族」として扱われる人たちを指します。たとえば、自分の妻の両親(義父母)や夫の兄弟姉妹(義兄弟姉妹)は姻族にあたります。 日本の民法では、配偶者の直系血族や同居する義理の家族は姻族関係として一定の法律的な義務(扶養義務など)を負うことがあります。また、離婚によって姻族関係は原則として終了しますが、ケースによっては関係が続く場合もあります。姻族は血族と区別されつつも、家族法や相続、扶養、介護といった場面で重要な役割を果たすため、初心者にとっても家庭に関わる法制度を理解するうえで押さえておきたい基本用語です。