オルタナティブ投資がしたい方必見!手軽にオルタナティブ投資をする方法3選

オルタナティブ投資がしたい方必見!手軽にオルタナティブ投資をする方法3選
難易度:
執筆者:
公開:
2023.04.02
更新:
2025.12.30
オルタナティブ投資(代替投資)とは、株式や債券以外の資産へ投資すること、またはその資産自体のことを指します。
株式や債券は「伝統的資産」と呼ばれ、「オルタナティブ」とは日本語で「代替する」という意味があります。そのため「オルタナティブ投資」は、伝統的資産に代替する新たな投資手法という意味合いがあります。
参考記事:オルタナティブ投資とは?
オルタナティブ投資を実施する方法
オルタナティブ投資の具体的な内容としては、不動産、プライベート・エクイティ・ファンド、未公開株、ヘッジファンドなどが挙げられます。
これらは、伝統的資産と比較して、投資を実践すること自体にハードルがあります。
そこで今回は、一般的な個人投資家の方がオルタナティブ投資を実践するための方法をお届けしたいと思います。
投資信託を購入する
投資信託の投資対象先はさまざまです。上場株式や債券などの伝統的資産に投資するものだけでなく、不動産や金、原油などに投資する投資信託も数多く存在します。
そこで、不動産や金、原油などに投資をしている投資信託を購入することで、不動産や金、原油などに直接投資することと同様の投資効果を期待することができます。
| 投資信託の種類 | 期待できる投資効果 |
|---|---|
| REIT(不動産投資信託) | 不動産投資 |
| 原油指数や金価格に連動する投資信託 | コモディティ投資 |
| 非上場企業へ投資する投資信託※ | プライベート・エクイティ・ファンド |
※現時点では非上場企業へ投資する投資信託はありませんが、野村ホールディングスとスパークスが共同で、非上場企業へ投資する投資法人を設立予定です(出所:野村ホールディングスプレスリリース(2021年1月14日付))
投資信託を利用することで、一般の個人投資家の方であっても、簡単にオルタナティブ投資を始めることができます。
クラウドファンディングを利用する
クラウドファンディングとは、群衆を意味する「クラウド」と資金調達を意味する「ファンディング」を組み合わせた造語であり、不特定多数の人々から資金を調達する仕組みのことを指します。
クラウドファンディングといえば、お店や人々を応援するための仕組みというイメージが強いかもしれませんが、未上場株式に投資ができる「株式型クラウドファンディング」や、貸付投資を行う「融資型クラウドファンディング」などの金融系クラウドファンディングもあります。
代表的な金融系クラウドファンディングの企業は以下の通りです。
| サービス名 | サービス内容 |
|---|---|
| FUNDINNO | 株式型クラウドファンディング |
| Funds | 融資型クラウドファンディング |
| SBIソーシャルレンディング | 融資型クラウドファンディング |
| CAMPFIRE Owners | 融資型クラウドファンディング |
金融系のクラウドファンディングを活用することで、投資信託の購入では実施することができなかった「未公開株の取得」や「企業への貸付」といったオルタナティブ投資を簡単に始めることができます。
IFAを利用する
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは、Independent Financial Advisorの略で、日本語では「独立系フィナンシャルアドバイザー」と呼ばれる資産運用の専門家を指します。
参考記事:IFAとは?
IFAでは、1つ以上の証券会社と業務提携を行いながら、投資家に対して資産運用アドバイザリー業務を行っており、IFAを通じて、株式や債券、投資信託などへ投資を行うことができます。
また、不動産やヘッジファンド、コモディティへの投資を通常の証券会社がアドバイスすることはほとんどありませんが、IFAの中には、不動産やヘッジファンド、コモディティなどへの投資をアドバイスしてくれるところも存在します。
まとめ
個人投資家がオルタナティブ投資を実践する方法をまとめると、以下の通りとなります。
| 投資信託 | クラウドファンディング | IFA | |
|---|---|---|---|
| 不動産 | ○ | − | ○ |
| PEファンド | ○ | − | − |
| 未公開株 | − | ○ | − |
| ローン・私募債 | − | ○ | − |
| ヘッジファンド | − | − | ○ |
| コモディティ | ○ | − | ○ |
ぜひオルタナティブ投資をご自身のポートフォリオに組み入れていただき、ポートフォリオの分散効果を強化していただければと思います。
なお投資のコンシェルジュでは、ユーザーのご意向を踏まえて、最適なIFAを無料でご紹介しておりますので、ご興味ある方はこちらからお申し込みください。
よくある質問(FAQ)
2025.01.14
男性30代
“個人でオルタナティブ投資を行う方法にはどんなものがある?”
A. 個人でも投信・ETF、REIT・インフラファンド、株式・融資型クラファンの3手段で手軽にオルタナ投資が可能です。
2025.08.29
男性30代
“マイナーな投資の種類はありますか?また、初心者におすすめできますか?”
A. ワインやソーシャルレンディングなど様々ありますが、情報非対称と売却難のリスクが高いため、初心者は伝統的資産でまず経験を積むほうが安全です。
2025.07.28
男性30代
“ヘッジファンドは初心者にはおすすめしないと言われましたがなぜでしょうか?”
A. ヘッジファンドは高額な最低投資額、複雑な運用手法、情報開示の乏しさ、資金拘束、高コスト、税務の煩雑さなどがあり、初心者には不向きです。

MONO Investment
投資のコンシェルジュ編集部は、投資銀行やアセットマネジメント会社の出身者、税理士など「金融のプロフェッショナル」が執筆・監修しています。 販売会社とは利害関係がないため、主に個人の資産運用に必要な情報を、正確にわかりやすく、中立性をもってコンテンツを作成しています。
投資のコンシェルジュ編集部は、投資銀行やアセットマネジメント会社の出身者、税理士など「金融のプロフェッショナル」が執筆・監修しています。 販売会社とは利害関係がないため、主に個人の資産運用に必要な情報を、正確にわかりやすく、中立性をもってコンテンツを作成しています。
関連する専門用語
REIT(Real Estate Investment Trust/不動産投資信託)
REIT(Real Estate Investment Trust/不動産投資信託)とは、多くの投資家から集めた資金を使って、オフィスビルや商業施設、マンション、物流施設などの不動産に投資し、そこで得られた賃貸収入や売却益を分配する金融商品です。 REITは証券取引所に上場されており、株式と同じように市場で売買できます。そのため、通常の不動産投資と比べて流動性が高く、少額から手軽に不動産投資を始められるのが大きな特徴です。 投資家は、REITを通じて間接的にさまざまな不動産の「オーナー」となり、不動産運用のプロによる安定した収益(インカムゲイン)を得ることができます。しかも、実物の不動産を所有するわけではないので、物件の管理や修繕といった手間がかからない点も魅力です。また、複数の物件に分散投資しているため、リスクを抑えながら収益を狙える点も人気の理由です。 一方で、REITの価格は、不動産市況や金利の動向、経済環境の変化などの影響を受けます。特に金利が上昇すると、REITの価格が下がる傾向があるため、市場環境を定期的にチェックしながら投資判断を行うことが重要です。 REITは、安定した収益を重視する人や、実物資産への投資に関心があるものの手間やコストを抑えたい人にとって、有力な選択肢となる資産運用手段の一つです。
株式投資型クラウドファンディング
株式型クラウドファンディングは、オンラインプラットフォームを通じて個人がスタートアップ企業に少額から出資できる仕組みです。出資者は見返りとして企業の株式を受け取り、企業の成長とともに利益を期待します。透明性の高い仕組みで、初心者でも参入しやすい方法です。
投資信託
投資信託は、多くの投資家から集めた資金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。運用によって得られた成果は、各投資家の投資額に応じて分配される仕組みとなっています。 この商品の特徴は、少額から始められることと分散投資の効果が得やすい点にあります。ただし、運用管理に必要な信託報酬や購入時手数料などのコストが発生することにも注意が必要です。また、投資信託ごとに運用方針やリスクの水準が異なり、運用の専門家がその方針に基づいて投資先を選定し、資金を運用していきます。
ヘッジファンド
ヘッジファンドは、私募形式の投資信託です。富裕層や機関投資家向けに設計された投資ファンドで、高いリターンを追求するために多様な戦略を活用します。短期売買や空売り、デリバティブ(金融派生商品)などを駆使し、市場平均を上回る成果を目指します。 伝統的なファンドに比べて規制が比較的緩やかであるため、運用の柔軟性が高い一方で、情報開示の水準が異なり、ファンドによっては透明性が低い場合があります。また、成功報酬を含む手数料体系は一般的な投資信託よりも高く設定される傾向があり、一定の資金拘束期間が設けられることが多いため、流動性が低い点にも留意が必要です。 投資家は、これらの特性を理解した上で、自身のリスク許容度に合った選択をすることが重要です。