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主要レコードキーパー3社の特徴はどう違いますか?

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2025/06/17 11:12


男性

30代

question

iDeCoの運営管理機関を選ぶ際、NRK、JIS&T、SBIベネフィット・システムズのどのレコードキーパーに紐づくかが使い勝手に影響すると聞きました。それぞれの機能や特徴の違いを把握しておくべきでしょうか?


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

レコードキーパー3社はいずれも掛金管理や残高照会などの法定業務を担いますが、画面操作性や教育支援策に違いがあります。

NRKは信託銀行系の設立で加入者シェア首位。質実剛健なサイト設計で迷いにくく、地方銀行や保険系iDeCoに広く採用され、安定稼働を重視する企業に向きます。JIS&Tは国内初の専業会社で、運用学習サイト「DCなび」やライブセミナーなど情報提供が充実し、都市銀行や証券系で導入が多い点が特徴です。SBIベネフィット・システムズはSBIグループ独自の基盤を持ち、証券総合口座とシームレスに連動してワンストップでログインできます。

手数料が比較的低く、手続きの多くをオンラインで完結できる点が強みです。

加入者自身がレコードキーパーのみを選ぶことはできませんが、運営管理機関を選ぶ際にUIの直感性、学習サービスの充実度、証券口座との連携など重視点を確認しておくと、長期運用のストレスを抑えられます。

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記録関連機関(レコードキーパー)

記録関連機関(レコードキーパー)とは、iDeCo(個人型確定拠出年金)などの確定拠出年金制度において、加入者の個人情報や運用指図の記録、掛金の管理、資産残高の報告などを専門的に行う機関のことです。個人の年金資産の運用状況を正確に把握し、情報を整理・保管する役割を担っており、加入者がインターネットなどで自分の資産状況を確認したり、運用商品を変更したりする際に、その基盤となるシステムを提供しています。資産運用の観点では、記録関連機関が信頼性の高い情報管理を行うことで、加入者が安心して長期にわたる運用を続けられるよう支える、重要なインフラ的存在です。

NRK(エヌアールケー)

NRK(エヌアールケー)とは、「日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社」の略称で、確定拠出年金(企業型DCやiDeCo)における記録関連業務(レコードキーピング)を専門に担う会社です。 レコードキーピングとは、加入者ごとの口座残高、掛金の配分、運用商品ごとの資産残高、スイッチング(運用商品の変更)など、制度運営に必要な情報の管理を指します。NRKはこうした記録・照合・報告業務の中枢を担い、各金融機関・運営管理機関・事業主と連携しながら、制度全体の安定運営を支えています。 企業型DCやiDeCoの加入者が利用するWeb画面や郵送される取引報告書なども、NRKが提供する仕組みの一部です。加入者自身がNRKという会社名を意識することは少ないかもしれませんが、制度の裏側で重要な役割を果たす「情報インフラ」のような存在です。

JIS&T(ジス・アンド・ティ)

JIS&Tとは、「日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社」の略称で、確定拠出年金(企業型DCやiDeCo)に関する運営管理業務を専門に行っている会社です。この会社は、加入者の資産情報の管理や、運用商品に関する情報提供、Webサイトやコールセンターでのサポートなどを担当しており、利用者が安心して年金運用を行えるよう支援しています。多くの企業型DC制度で採用されているため、加入者にとっては日常的に目にする存在です。年金制度の裏側で、円滑な資産運用を支える重要な役割を果たしています。

SBIベネフィット・システムズ株式会社

SBIベネフィット・システムズ株式会社は、確定拠出年金の運営管理業務を専門とする企業で、SBIグループの一員です。特にiDeCo(個人型確定拠出年金)の分野では低コストな商品ラインアップとオンライン中心の運用で高い支持を得ています。 この会社の主な役割は、加入者の申請手続きの受付や管理、運用商品の選定・提供、Webサイトやコールセンターでのサポートといった「運営管理機関」としての業務です。iDeCo加入者が日常的に利用する管理画面や運用商品選択、手続き管理などを担っており、利用者との接点が最も多い存在ともいえます。 SBIベネフィットは、コスト重視型の個人投資家を中心に多くの支持を集めており、手数料の低さやネット完結型の利便性が他社との差別化ポイントです。また、NRKやJIS&Tといった記録関連機関と連携して制度を支えている点にも注目されます。

iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)

iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金の愛称で、老後の資金を作るための私的年金制度です。20歳以上65歳未満の人が加入でき、掛け金は65歳まで拠出可能。60歳まで原則引き出せません。 加入者は毎月の掛け金を決めて積み立て、選んだ金融商品で長期運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。加入には金融機関選択、口座開設、申込書類提出などの手続きが必要です。 投資信託や定期預金、生命保険などの金融商品で運用し、税制優遇を受けられます。積立時は掛金が全額所得控除の対象となり、運用時は運用益が非課税、受取時も一定額が非課税になるなどのメリットがあります。 一方で、証券口座と異なり各種手数料がかかること、途中引き出しが原則できない、というデメリットもあります。

運営管理機関

運営管理機関とは、確定拠出年金(DC制度)において、加入者が資産運用を行う際にサポートやサービスを提供する金融機関のことです。たとえば、運用商品を選ぶための情報提供や、資産の管理、スイッチング(商品の変更)手続きなどを行います。 加入者が選べる投資信託のラインアップを整えたり、運用成績を確認するためのシステムを提供したりする役割もあります。主に証券会社、信託銀行、保険会社などが指定され、加入者にとって使いやすく、信頼できる仕組みを提供することが求められます。資産運用を自分で判断して行う確定拠出年金制度においては、運営管理機関の質が、投資の成果や利便性に大きな影響を与えるため、慎重に選ぶことが大切です。

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