「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(THE 5G)」はどんな人に合う商品か知りたいです。
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2025/07/04 17:59
男性
30代
「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(THE 5G)」を証券会社の方に勧められたのですが、自分に合っているのかがよく分かりません。投資が初めての初心者でも安心して持てる商品なのか、それとも値動きが大きくて上級者向けなのかを知りたいです。あわせて、どんな考え方や目的を持った人に向いているファンドなのかも、できるだけわかりやすく教えてください。
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(THE 5G)は、5GやAIなど成長分野の企業に集中投資するファンドです。ここ数年の成績は好調ですが、価格の上下が大きく、手数料も高めです。そのため、どんな人に向いているか、どんな人には注意が必要かを見極めることが大切です。
以下に、向いている投資家と注意が必要な投資家の特徴をわかりやすくまとめました。
向いている人 | 注意が必要な人 |
---|---|
5年以上の長期で投資できる人 | 数年以内に使う予定のある人 |
成長テーマに魅力を感じる人 | 値動きの大きさに不安を感じる人 |
リスクを取ってリターンを狙いたい人 | 元本割れを避けたい初心者 |
分散投資の一部として組み入れたい人 | 投資にかけるコストを抑えたい人 |
THE 5Gは、将来の成長を見込んで投資できる中上級者向けの商品です。価格の変動や為替の影響も受けやすいため、資産全体の一部として取り入れるのが現実的です。初めての投資で全額を入れるような商品ではなく、「期待はするが慎重に扱うべきファンド」と言えるでしょう。
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長期投資
長期投資とは、数年から数十年のスパンで資産を運用し、時間をかけて利益を得る投資手法です。株式や債券、不動産、投資信託などが主な対象で、短期的な市場変動に左右されず、複利の効果を活かして資産を増やすことを目指します。
リターン
リターンとは、投資によって得られる利益や収益のことを指します。たとえば、株式を購入して値上がりした場合の売却益(キャピタルゲイン)や、債券の利息、投資信託の分配金(インカムゲイン)などがリターンにあたります。 これらを合計したものは「トータルリターン」と呼ばれ、投資の成果を総合的に示す指標です。リターンは、元本に対してどれだけ増えたかを「%(パーセント)」で表し、特に長期投資では「年率リターン」で比較されることが一般的です。 リターンが高いほど投資先として魅力的に感じられますが、そのぶんリスク(価格変動の可能性)も高くなる傾向があるため、自分の目的やリスク許容度に応じて、適切なリターンを見込むことが大切です。
元本割れ
元本割れとは、投資で使ったお金、つまり元本(がんぽん)よりも、最終的に戻ってきた金額が少なくなることをいいます。たとえば、100万円で投資信託を購入したのに、解約時に戻ってきたのが90万円だった場合、この差額10万円が損失であり、「元本割れした」という状態です。 特に、価格が変動する商品、たとえば株式や投資信託、債券などでは、将来の価格や分配金が保証されているわけではないため、元本割れのリスクがあります。「絶対に損をしたくない」と考える方にとっては、このリスクを正しく理解することがとても重要です。金融商品を選ぶときには、利回りだけでなく元本割れの可能性も十分に考慮しましょう。
分散投資
分散投資とは、資産を安全に増やすための代表的な方法で、株式や債券、不動産、コモディティ(原油や金など)、さらには地域や業種など、複数の異なる投資先に資金を分けて投資する戦略です。 例えば、特定の国の株式市場が大きく下落した場合でも、債券や他の地域の資産が値上がりする可能性があれば、全体としての損失を軽減できます。このように、資金を一カ所に集中させるよりも値動きの影響が分散されるため、長期的にはより安定したリターンが期待できます。 ただし、あらゆるリスクが消えるわけではなく、世界全体の経済状況が悪化すれば同時に下落するケースもあるため、投資を行う際は目標や投資期間、リスク許容度を考慮したうえで、計画的に実行することが大切です。
為替
為替とは、取引において、現金を用いる代わりに、手形・証書・小切手などを用いて取引を済ませる方法。為替は内国為替と外国為替に分けることができ、前者は同一国内における取引を現金ではなく為替によって行うもの、後者は海外との間での取引を為替によって行うものを指す。また、外国為替は外国為替相場での為替レートを指す言葉として使われることもある。