Loading...

MENU

投資の知恵袋>

生命保険と終身保険の違いを初心者向けに教えてください。

回答受付中

0

2025/07/21 10:45


男性

30代

question

生命保険と終身保険はどう違うのでしょうか?どちらも万が一に備える保険というイメージがありますが、名前が違う理由や仕組みの違い、保険料や保障の内容、どんな人に向いているのかなどがよくわかりません。保険のことがあまりわからない初心者にもわかるように、詳しく教えてください。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

生命保険とは、人が亡くなったり、病気やケガをしたときに備える保険全体のことを指します。いわば「大きなくくりの名前」で、その中にいろいろな種類の保険が含まれています。たとえば、亡くなったときに保険金が支払われる「死亡保険」、入院や手術に備える「医療保険」、介護に備える「介護保険」などがあります。

一方で「終身保険」は、その生命保険の中の一つで、「亡くなったときの保障が一生涯続く保険」のことです。若いうちに契約しておけば、何歳で亡くなっても必ず保険金が支払われる仕組みになっています。また、多くの終身保険には解約返戻金といって、途中で解約してもある程度お金が戻ってくる仕組みもあります。そのため、万一の備えと同時に、貯蓄として活用されることもあります。

簡単に言うと、生命保険は幅広いリスクに備える保険全体の呼び名で、終身保険はその中の「一生涯の死亡保障と貯蓄性を兼ねたタイプの保険」です。保険の仕組みにあまり詳しくない人にとっては混同しやすいですが、終身保険は生命保険の一部であり、特に死亡保障を長期的に確保したい人に向いている保険といえます。

佐々木 辰さんに相談する
コンシェルジュ編集部に相談CTA

関連記事

定期保険と終身保険はどう違う?4つの種類を3つの軸で整理する保険選びガイド

定期保険と終身保険はどう違う?4タイプを3つの軸で整理する保険選びガイド

2025.07.19

難易度:

ライフイベント基礎知識生命保険貯蓄型保険定期保険

関連する専門用語

生命保険

生命保険とは、契約者が一定の保険料を支払うことで、被保険者が死亡または高度障害になった際に保険金が支払われる仕組みのことです。主に遺族の生活保障を目的とし、定期保険や終身保険などの種類があります。また、貯蓄性を備えた商品もあり、満期時に保険金を受け取れるものもあります。加入時の年齢や健康状態によって保険料が異なり、長期的な資産運用やリスク管理の一環として活用されます。

終身保険

終身保険とは、被保険者が亡くなるまで一生涯にわたって保障が続く生命保険のことです。契約が有効である限り、いつ亡くなっても保険金が支払われる点が大きな特徴です。また、長く契約を続けることで、解約した際に戻ってくるお金である「解約返戻金」も一定程度蓄積されるため、保障と同時に資産形成の手段としても利用されます。 保険料は一定期間で払い終えるものや、生涯支払い続けるものなど、契約によってさまざまです。遺族への経済的保障を目的に契約されることが多く、老後の資金準備や相続対策としても活用されます。途中で解約すると、払い込んだ金額よりも少ない返戻金しか戻らないこともあるため、長期の視点で加入することが前提となる保険です。

死亡保険

死亡保険とは、契約者が亡くなった場合に、遺された家族や指定された受取人に保険金が支払われる保険のことです。この保険は、主に家族の生活費や子どもの教育費、住宅ローンの返済など、被保険者の死後に経済的な困難が生じないように備えるためのものです。 投資とは少し性質が異なりますが、万が一のリスクに備えるという点で、資産運用やライフプランの一環として重要な位置を占めています。また、保険の種類によっては、一定の年数を超えると解約返戻金が発生するため、長期的な資産形成の手段として活用されることもあります。

医療保険

医療保険とは、病気やケガによる入院・手術などの医療費を補償するための保険です。公的医療保険と民間医療保険の2種類があり、日本では健康保険や国民健康保険が公的制度として提供されています。一方、民間医療保険は、公的保険でカバーしきれない自己負担分や特定の治療費を補填するために活用されます。契約内容によって給付金の額や支払い条件が異なり、将来の医療費負担を軽減するために重要な役割を果たします。

介護認定

介護認定とは、介護保険制度にもとづいて、市区町村が申請者の心身の状態を調査・審査し、その人がどれだけ介護や支援を必要としているかを判断する制度です。正式には「要介護認定」とも呼ばれ、認定結果は「非該当(介護不要)」から「要支援1・2」「要介護1~5」までの段階に分かれます。 この認定を受けることで、介護保険サービスを利用するための資格が得られ、必要な支援の範囲や量も決まります。介護サービスを受けるにはまずこの認定を受けることが前提となるため、高齢者やその家族にとって非常に重要な手続きです。認定は申請制であり、申請後に訪問調査や医師の意見書などをもとに審査されます。介護の必要度に応じた適切なサービス利用のために、正確な認定が行われることが求められます。

解約返戻金

解約返戻金とは、生命保険などの保険契約を途中で解約したときに、契約者が受け取ることができる払い戻し金のことをいいます。これは、これまでに支払ってきた保険料の一部が積み立てられていたものから、保険会社の手数料や運用実績などを差し引いた金額です。 契約からの経過年数が短いうちに解約すると、解約返戻金が少なかったり、まったく戻らなかったりすることもあるため、注意が必要です。一方で、長期間契約を続けた場合には、返戻金が支払った保険料を上回ることもあり、貯蓄性のある保険商品として活用されることもあります。資産運用やライフプランを考えるうえで、保険の解約によって現金化できる金額がいくらになるかを把握しておくことはとても大切です。

無料で相談してみる

専門家に相談してみませんか?

無料で相談してみる

投資の知恵袋では、あなたの投資や資産に関する疑問や悩みを専門のアドバイザーに気軽に相談することが可能です。
ぜひご利用ください。

専門家に質問してみる

関連記事

定期保険と終身保険はどう違う?4つの種類を3つの軸で整理する保険選びガイド

定期保険と終身保険はどう違う?4タイプを3つの軸で整理する保険選びガイド

2025.07.19

難易度:

ライフイベント基礎知識生命保険貯蓄型保険定期保険
貯蓄型保険と掛け捨て保険はどっちが得?生命保険の種類・返戻率をもとに徹底解説

貯蓄型保険と掛け捨て保険はどっちが得?生命保険の種類・返戻率をもとに徹底解説

2025.07.16

難易度:

ライフイベント生命保険貯蓄型保険定期保険
【2025年版】終身保険おすすめランキング|失敗しない選び方ガイド

【2025年版】終身保険おすすめランキング|失敗しない選び方ガイド

2025.07.17

難易度:

資産運用に役立つ情報をいち早くGET!

無料LINE登録

資産運用について気軽にご相談したい方

プロへ相談する

当メディアで提供するコンテンツは、情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。 本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。 また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

投資のコンシェルジュ

運営会社: 株式会社MONO Investment

Email:

運営会社利用規約各種お問い合わせプライバシーポリシーコンテンツの二次利用について

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.