はなさく生命のがん保険では、どのような告知内容が設けられていますか?
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2025/08/12 10:49
女性
40代
がん保険に加入する際、持病や過去の治療歴によって申し込みを断られないか不安に感じる方が多いです。はなさく生命のがん保険には、持病がある場合でも申込しやすい緩和型プランがあると聞きましたが、具体的にどのような健康状態を告知する必要があるのでしょうか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
はなさく生命の通常のがん保険では、以下の6つの基本告知項目があります。
- 体格について
- 現在の身長・体重
- 過去の病歴について
- がん関連の診断歴
- 健康診断での異常指摘
- 過去2年以内の健康診断・人間ドック・がん検診で「要再検査/要精密検査/要治療」を指摘されたこ都の有無
- 現在の健康状態
- 現在の治療状況や医師からの指摘について
- 妊娠の有無(満16歳以上の女性のみ)
回答や職業・過去の契約状況などにより、契約できない可能性があります。被保険者本人がありのままを正確にもれなく告知する必要があり、告知内容が正しくない場合、給付金が支払われないできないだけでなく、保険契約が解除になる場合があります。
なお、はなさく生命には「かんたん告知 はなさく一時金」という引受緩和型の商品もあり、6つの告知項目がすべて「いいえ」なら申し込み可能 引受緩和型3大疾病一時給付保険 かんたん告知 はなさく一時金の特徴|はなさく生命保険です。
詳細な告知項目や条件については、実際に加入検討時にはなさく生命が提供する正式な告知書を必ず確認することが重要です。
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告知義務違反
告知義務違反とは、主に保険契約を結ぶ際に、自分の健康状態や過去の病歴、職業などについて、保険会社から求められた情報を正確に伝えなかったことを指します。 生命保険や医療保険などに加入する際、契約者は申込書などでいくつかの質問に答える必要がありますが、その際に虚偽の申告や重要な事実を意図的に隠すと「告知義務違反」となります。 この違反が発覚した場合、たとえ保険料を払い続けていても、保険金が支払われなかったり、契約が解除されたりする可能性があります。資産運用の一環として保険を利用する人にとっては、信頼性と保障の維持のためにも、正確な告知がとても重要です。
引受基準緩和型保険
引受基準緩和型保険とは、健康状態に不安がある人や持病のある人でも加入しやすいように、通常の保険よりも加入時の審査基準(引受基準)を緩やかにした保険のことです。一般の保険では健康状態に関する詳しい質問や診査が必要ですが、このタイプでは「過去〇年以内に入院したことがありますか?」など、限定的な質問だけで加入できるケースが多くあります。 ただし、保険料は通常の保険よりも割高に設定されることが一般的で、契約から一定期間(例:1~2年)は保障内容が制限される「免責期間」が設けられることもあります。持病や高齢によって通常の保険に加入できなかった人にとっては、貴重な保障手段となります。加入のハードルは低い一方で、保障内容や費用のバランスをよく理解することが大切です。
上皮内新生物
上皮内新生物とは、体の表面や粘膜を覆っている「上皮」という薄い層の内部だけにとどまり、まだ周囲の組織へ浸潤していないごく早期のがん細胞を指します。 臨床上は「ステージ0」や「上皮内がん」とも呼ばれ、病変が上皮の境界を越えていないため、転移リスクが極めて低い段階です。医療保険やがん保険では、従来の「悪性新生物」と区別して保険金額や給付条件が設定されることが一般的で、診断給付金や手術給付金が減額されたり、別建てで保障される場合があります。 そのため、資産運用を目的に保険を選ぶ際には、上皮内新生物がどこまで保障対象か、給付金額はいくらかを確認しておくことが、安心とコストのバランスを測るうえで大切です。
先進医療
先進医療とは、公的医療保険ではまだ給付対象になっていない最先端の治療法や検査を指し、厚生労働大臣が安全性と有効性を一定程度認めたものとして個別に承認しています。保険診療と同時に受ける場合でも、先進医療にかかる部分の費用は全額自己負担となる一方、その他の一般的な診療費については通常どおり保険が適用されるため、患者さんは高額な最先端技術を必要最小限の自己負担で利用できる可能性があります。 ただし先進医療は提供できる医療機関が限られており、治療の内容や費用、リスクを十分に理解したうえで選択することが大切です。