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無選択型保険とはどのような保険ですか?

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2025/10/01 11:01

生命保険
生命保険

男性

60代

question

健康状態や年齢に不安があり、通常の医療保険や生命保険には加入できないかもしれないと感じています。最近「無選択型保険」という言葉を耳にしましたが、具体的にどのような仕組みで、一般的な保険と比べてどんな特徴や注意点があるのかを知りたいです。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

無選択型保険は、健康状態に関する告知や診査が不要で、通常の保険に加入できない人でも加入できる保険です。大きな特徴は加入しやすさにあり、過去の入院歴や通院が続いている人、高齢の人でも利用できる点がメリットです。ただし、あくまで「最後の選択肢」として位置づけるのが妥当です。

一方で、保険料は通常の保険より高く、保障内容も限定的です。加入直後は待ち期間があり、病気による給付が支払われない、あるいは半額になるなどの制約が設けられています。保障金額も小さめに設定されることが多く、必要なときに十分な給付が得られない可能性があります。

活用が適しているのは、通常の保険や引受基準緩和型にも加入できなかった場合や、高齢で最低限の死亡保障を確保したい場合です。可能であればまず通常の保険や緩和型を検討し、それが難しいときに無選択型を考えるのが現実的です。

検討する際には、病気や災害ごとの待ち期間や削減期間、保障限度や保険料の仕組みなどを必ず確認し、他の商品と比較することが重要です。公的な医療制度や貯蓄との組み合わせも視野に入れて、自分の家計に合ったバランスを考えましょう。

保険選びでお悩みなら、投資のコンシェルジュの無料相談をご利用ください。専門家があなたの状況をヒアリングしたうえで、リスクに備える最適な方法をアドバイスします。

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無選択型保険

無選択型保険とは、過去の病歴や現在の健康状態について詳細な告知をしなくても加入できる保険のことです。一般的な保険では、加入時に健康診断や告知書の提出が求められ、その内容によっては契約を断られる場合があります。 しかし無選択型保険は、この審査を行わない、または極めて簡素にすることで、持病がある方や高齢の方でも加入しやすくした仕組みです。その分、保険料は通常より高めに設定され、保障額も限定的になるものの、誰でも受け入れられる安心感を提供します。

告知

告知とは、生命保険や共済などに加入する際、加入希望者が自分の健康状態や過去の病歴、現在の治療状況などについて、正直に申告する手続きのことを指します。これは保険会社や共済団体が、その人にどのようなリスクがあるかを判断し、適正な保障を提供するためにとても重要なプロセスです。 告知の内容に基づいて、加入の可否や保障内容、条件付き加入の判断がなされます。もし虚偽の告知や重大な情報の隠ぺいがあった場合、いざというときに保険金や共済金が支払われない可能性があります。そのため、告知は正確かつ誠実に行うことが、将来の安心につながります。

免責期間

免責期間とは、保険契約が開始してから一定の期間、保険金の支払い対象とならない期間のことを指します。 たとえば生命保険や医療保険では、契約を結んですぐに保障が始まるわけではなく、契約後しばらくの間に起きた死亡や入院に対しては、保険金が支払われなかったり、一部のみの支払いに制限されているケースがあります。 この免責期間は、不正な保険金請求を防ぐことや、加入時の健康状態が不確かな場合のリスクを保険会社が抑えるために設けられています。特に、健康状態の告知が不要な「無告知型保険」や、加入しやすいタイプの保険商品では、免責期間の内容が重要な意味を持つため、加入前にしっかり確認しておくことが大切です。

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、健康状態に不安がある人や持病のある人でも加入しやすいように、通常の保険よりも加入時の審査基準(引受基準)を緩やかにした保険のことです。一般の保険では健康状態に関する詳しい質問や診査が必要ですが、このタイプでは「過去〇年以内に入院したことがありますか?」など、限定的な質問だけで加入できるケースが多くあります。 ただし、保険料は通常の保険よりも割高に設定されることが一般的で、契約から一定期間(例:1~2年)は保障内容が制限される「免責期間」が設けられることもあります。持病や高齢によって通常の保険に加入できなかった人にとっては、貴重な保障手段となります。加入のハードルは低い一方で、保障内容や費用のバランスをよく理解することが大切です。

保障限度額

保障限度額とは、保険や預金保護制度などにおいて、万が一の事態が起きたときに補償される金額の上限を指します。例えば銀行が破綻した場合、日本では預金保険制度により1人当たり元本1,000万円とその利息までが保護されます。これが保障限度額にあたります。保険商品でも同じ考え方があり、医療保険や生命保険では契約時に定めた保障限度額を超える支払いは受けられません。投資や資産運用を考える際には、自分の資金がどこまで保護されるのかを理解しておくことが非常に重要です。保障限度額を把握することで、リスクを見極め、資産を分散したり補償内容を見直したりといった対策を取ることができます。

保険料

保険料とは、保険契約者が保険会社に対して支払う対価のことで、保障を受けるために定期的または一括で支払う金額を指します。生命保険や医療保険、損害保険など、さまざまな保険商品に共通する基本的な要素です。保険料は、契約時の年齢・性別・保険金額・保障内容・加入期間・健康状態などに基づいて算出され、一般にリスクが高いほど保険料も高くなります。 また、主契約に加えて特約(オプション)を付加することで、保険料が増えることもあります。保険料は、契約を維持し続けるために必要な支出であり、未納が続くと保障が失効する場合もあるため、支払計画を立てることが大切です。資産運用の観点からも、保険料の支払いが家計に与える影響や、保障と費用のバランスを見極めることは、ライフプラン設計において重要な判断材料となります。

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