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妊娠中でも入れる医療保険にはどのようなものがありますか?そもそも加入する必要はありますか?

妊娠中でも入れる医療保険にはどのようなものがありますか?そもそも加入する必要はありますか?

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2025/12/12 10:22


女性

30代

question

妊娠中に新しく医療保険へ加入できるのか知りたいです。妊娠を理由に加入を断られたり、帝王切開などが保障の対象外になるケースがあるのでしょうか。また、そもそも出産に備えるために医療保険は必要ですか?


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

妊娠中でも医療保険への新規加入は可能ですが、多くの保険会社では制限があります。妊娠判明後の加入では、その妊娠に関する異常分娩、たとえば帝王切開、吸引分娩、切迫早産などが保障対象外となる特定部位不担保が設定されるのが一般的です。正常分娩はもともと病気ではないため、どの保険でも給付対象外となっています。

加入のタイミングとしては、妊娠前に加入していれば、帝王切開などの異常分娩も保障されます。ただし、妊娠週数が進んでいる場合や過去の妊娠歴によっては加入自体を断られることもあります。

そもそも医療保険の必要性についてですが、日本では出産育児一時金として50万円が支給され、正常分娩でも帝王切開でも出産費用の大部分がカバーされます。帝王切開の場合は健康保険も適用されるため、実際の自己負担は10万円前後に抑えられることが多く、医療保険で特別に備える必要性は比較的小さいといえます。

帝王切開率は約25%ですが、貯蓄で対応できる金額であれば、出産のためだけに医療保険に加入する費用対効果は低いでしょう。

妊娠中の保険選びや、お子さまが誕生したあとのライフプラン作成に関しては不安も多いため、迷う場合は投資のコンシェルジュの無料相談をご利用ください。あなたの状況に合わせて最適な保障を専門家が丁寧にご提案します。

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特定部位不担保とは、医療保険や生命保険に加入する際に、過去に治療歴のある臓器や部位について、一定期間または契約期間中ずっと保障の対象外とする取り決めを指します。たとえば、過去に膝を手術したことがある人が保険に加入する場合、その膝に関する入院や手術は給付の対象外となる、といった条件が付けられることがあります。これは、保険会社がすでにリスクが高いと判断された部位に対する将来的な支払い負担を避けるための仕組みです。 一方で、特定部位不担保という条件が設けられることで、本来なら「既往歴があるため加入できない」と判断される可能性があった人でも、保険に加入できる道が開けるという側面があります。つまり、保障範囲を一部制限する代わりに、その他の部位や病気については通常通りの保障を受けられるため、全く加入できないよりも安心感が得られる仕組みなのです。 実際には、がんや心疾患といった大きなリスク部位が不担保とされる場合もあれば、軽度な既往歴に基づいて限定的に設定される場合もあります。契約時には、不担保の範囲や期間を確認し、自分にとってどの程度実用的な保障になるのかを判断することが大切です。不担保を受け入れてでも広い範囲で保障を確保するのか、あるいは別の商品を検討するのか、選択の基準になります。

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