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日本や海外(特にアメリカ)の量子コンピュータ関連企業・銘柄にはどのようなものがありますか?

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2025/10/30 09:14

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男性

30代

question

最近「量子コンピュータ」という言葉をよく耳にしますが、実際にどんな企業が関わっているのかがよく分かりません。日本国内やアメリカなど海外で、量子コンピュータの開発や応用に積極的に取り組んでいる企業、また投資対象として注目されている銘柄を知りたいです。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

量子コンピュータ分野では、世界中の大手企業とスタートアップが開発と商用化を急速に進めています。日本では富士通、NTT、NECが中心で、海外ではGoogle、IBM、Microsoft、Amazon、IonQなどが主導的な役割を担っています。

国内では、富士通が理化学研究所と共同で実機を開発し、スーパーコンピュータとのハイブリッド利用を推進。NTTは光量子や誤り訂正技術を強化し、将来的な量子ネットワークを構想しています。

海外ではIonQ、Rigetti、D-Waveなどの専業企業が注目を集めています。IonQはイオントラップ方式でクラウド展開を拡大し、Rigettiは超伝導方式を採用。D-Waveは量子アニーリング型で欧州を中心に事業を拡大しています。

投資では、IonQやRigettiなどは高リスク・高リターンの専業銘柄、MicrosoftやAmazonなどは安定成長を期待できる大型株です。さらに、NVIDIAのようなGPU関連企業は量子計算を支える“つるはし型”として注目されています。

量子コンピュータは収益化まで時間がかかりますが、誤り訂正やハイブリッド計算の進展により実用化の兆しが見え始めています。技術発表や資金調達、商用契約のニュースが株価を動かす要因となるため、短期の値動きよりも中長期的な視点で分散投資を行うことが現実的です。

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量子コンピュータ

量子コンピュータとは、量子力学の原理を利用して情報を処理する新しいタイプのコンピュータです。従来のコンピュータが「0」か「1」のどちらかで情報を表すビットを使うのに対し、量子コンピュータでは「0」と「1」を同時に表現できる「量子ビット(qubit)」を使用します。この特性により、複数の計算を並行して行うことが可能になり、従来のコンピュータでは膨大な時間がかかるような複雑な問題を高速で解くことが期待されています。 特に金融・資産運用の分野では、リスク分析、ポートフォリオの最適化、暗号解読、取引アルゴリズムの最適化などに応用が検討されています。ただし、実用化には技術的な課題が多く、現時点では研究・開発段階にあります。

資金調達

資金調達とは、企業が事業運営や成長のために必要な資金を集める活動を指します。方法としては、株式発行によるエクイティファイナンス、社債発行や銀行からの借入によるデットファイナンスがあります。それぞれの方法にはメリット・デメリットがあり、企業は資金コストや返済義務などを考慮して選択します。

分散投資

分散投資とは、資産を安全に増やすための代表的な方法で、株式や債券、不動産、コモディティ(原油や金など)、さらには地域や業種など、複数の異なる投資先に資金を分けて投資する戦略です。 例えば、特定の国の株式市場が大きく下落した場合でも、債券や他の地域の資産が値上がりする可能性があれば、全体としての損失を軽減できます。このように、資金を一カ所に集中させるよりも値動きの影響が分散されるため、長期的にはより安定したリターンが期待できます。 ただし、あらゆるリスクが消えるわけではなく、世界全体の経済状況が悪化すれば同時に下落するケースもあるため、投資を行う際は目標や投資期間、リスク許容度を考慮したうえで、計画的に実行することが大切です。

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