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50代からでもiDeCoを始める意味はありますか?

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2024/08/21 19:41


男性

50代

question

現在55歳で退職のことが見えてきて、老後資産のことを考えています。現在企業型DCに加入しており、マッチング拠出はありません。追加でiDeCoも行って老後に備えようかと検討しています。そもそも、iDeCoは50代からでも始める意味はありますか?また注意点があれば教えて下さい。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

iDeCoは50代からでも老後資金づくりと節税を両立できる有力な制度です。55歳で加入すれば65歳まで最大10年間拠出でき、掛金全額が所得控除、運用益も非課税になるため、短期間でも税優遇の効果は大きくなります。企業型DCだけでマッチング拠出がない場合、iDeCoの拠出上限は月2万円(年24万円)ですので、家計負担を抑えつつ活用しましょう。

ただし受給開始年齢には要注意です。加入期間が10年以上なら60歳から受取れますが、8年以上10年未満なら61歳、6年以上8年未満なら62歳……と、期間が2年短くなるごとに開始が1年繰り延べられます。定年直後に資金を引き出せない場合もあるため、退職金や企業型DCの受給タイミングと合わせて資金計画を立ててください。

途中解約は原則不可で、口座管理手数料もかかります。また投資期間が10年前後と比較的短いため、値動きの大きい資産に集中するのは避け、元本確保型(定期預金・保険など)と低コストのインデックスファンドを組み合わせてリスクを抑えると安心です。これらのポイントを踏まえれば、50代からのiDeCo加入でも老後資金の底上げと税負担の軽減が十分に期待できます。

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確定拠出年金は、毎月いくら掛金を拠出するかをあらかじめ決め、その掛金を自分で運用して増やし、将来の受取額が運用成績によって変わる年金制度です。会社が導入する企業型と、自分で加入する個人型(iDeCo)の二つがあり、掛金は所得控除の対象になるため節税効果があります。 運用対象は投資信託や定期預金などから選べ、運用益も非課税で再投資される仕組みです。60歳以降に年金や一時金として受け取れますが、途中で自由に引き出せない点に注意が必要です。老後資金を自ら準備し、運用の成果を自分の年金額として受け取る「自助努力型」の代表的な制度となっています。

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