傷病手当金はいつ振り込まれますか?
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2025/08/29 08:41
男性
30代
病気やけがで仕事を休んだ場合に受け取れる傷病手当金について、実際に申請してからどのくらいの期間で口座に振り込まれるのかが気になります。生活費のやりくりを考える上で受給時期を把握しておきたいのですが、支給の流れや平均的な振込タイミングを教えていただけますか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
傷病手当金の振込時期は、申請を行う健康保険組合や協会けんぽなどの保険者によって異なります。一般的には、申請書を提出してから審査・確認を経て、初回の支給までにおおむね1〜2か月程度かかることが多いです。これは、医師の証明や事業主の証明など複数の確認手続きが必要になるためです。
2回目以降の継続申請については、初回よりも手続きがスムーズに進む傾向があります。そのため、1か月ごとの申請から数週間で振り込まれるケースが一般的です。ただし、申請書類に不備があったり、保険者側の処理が混み合っている場合は、支給までの期間がさらに延びる可能性があります。
したがって、生活費の計画を立てる際には、余裕を持って1〜2か月程度のタイムラグを想定しておくことが重要です。加えて、万が一の遅延に備えて、必要書類を早めに整えたり、申請状況を定期的に確認することをおすすめします。
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傷病手当(しょうびょうてあて)
傷病手当(しょうびょう)とは、会社員などが病気やけがで働けなくなり、給与の支払いを受けられない場合に、健康保険から支給される所得補償の制度です。原則として、連続する3日間の待期期間のあと、4日目以降の働けなかった日から、最長で1年6か月間支給されます。 支給される金額は、休業前の標準報酬日額の約3分の2に相当する額とされており、就労不能による収入減少を一定程度カバーする役割を果たします。対象となるのは健康保険に加入している被保険者(主に会社員など)で、国民健康保険には原則としてこの制度はありません。なお、同時に傷病手当金を受け取りながら、会社から給与が支給された場合は、差額調整が行われることがあります。短期的な就労不能時の生活安定を図るための、大切な公的保障の一つです。
健康保険組合
健康保険組合とは、主に大企業や業界団体が、従業員やその家族の医療費をまかなうために設立・運営している独自の健康保険の運営団体です。一般的な会社員は全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入しますが、一定の条件を満たす企業は、自社や業界内で健康保険組合を設立することができます。 健康保険組合は、保険料の率を独自に決めたり、付加給付と呼ばれる独自の医療費補助や保健事業(健康診断、予防接種補助など)を行ったりすることで、加入者にとってより手厚い保障が受けられる場合があります。運営費は主に事業主と従業員が支払う保険料でまかなわれ、加入者の健康維持や医療費の適正化を目的としています。加入者にとっては、より柔軟で充実した医療支援を受けられる仕組みとなっています。
協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)
協会けんぽとは、正式名称を「全国健康保険協会管掌健康保険」といい、主に中小企業に勤める会社員やその家族が加入する公的医療保険制度です。企業と被保険者が折半で保険料を納めることで、病気やけがの治療費の一部を負担したり、傷病手当金や出産手当金などの給付を受けられる仕組みになっています。 保険料率や給付内容は全国一律ではなく、都道府県ごとの医療費水準に応じて毎年度見直されるため、加入者は自分の居住地の料率やサービスを確認しておくと安心です。大企業が独自に設立する健康保険組合と異なり、規模の小さな事業所でも安定した医療保障を受けられることが特徴で、退職後には任意継続被保険者として最長2年間まで加入を継続できます。
保険者
保険者とは、健康保険や雇用保険などの公的保険制度において、保険制度を運営し、保険料の徴収や給付の支払いを行う主体のことを指します。簡単に言えば、「保険を管理している機関」です。たとえば、健康保険であれば「協会けんぽ」や「健康保険組合」が保険者となり、雇用保険であれば「国(厚生労働省・ハローワーク)」が保険者にあたります。 保険者は、被保険者(保険に加入している人)から保険料を集め、必要に応じて医療費の一部負担や給付金の支給を行います。また、各種申請書の提出先にもなり、保険制度を利用するうえで欠かせない存在です。
継続申請
継続申請とは、一定期間で終了する制度や給付、手続きなどを、引き続き受けたり利用したりするために行う正式な申請のことを指します。たとえば、雇用保険における基本手当の受給や、健康保険の任意継続加入、教育訓練給付金の複数月にわたる申請などでは、制度を継続して利用するために定期的な申請が必要になります。継続申請を怠ると、給付が停止されたり、資格が失効したりする場合があるため、期限や提出書類の確認が重要です。 また、継続申請は一度で完了するものではなく、期間ごとに活動実績や資格の有無を確認する役割も果たしており、公的制度を適正に運用するうえで欠かせない仕組みとなっています。