投資の知恵袋
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アクサ生命のユニットリンクの一部解約について
回答済み
1
2026/02/10 15:43
女性
60代
お世話になります。 アクサ生命のユニットリンクで運用しています。10年運用し、現在50万円の利益があります。税金対策として一部解約し、利益を小さくしたらいいと聞いたことがあります。例えば増えた利益だけだすことができるのですか。また、一部解約があるのですか? 一部解約とはどうすればいいですか? お手数ですがよろしくおねがいします。
回答をひとことでまとめると...
一部解約すると、利益だけを取り出せず元本と利益が按分され課税されます。積立額を減らすと費用負担が相対的に重くなるため、税金だけで判断せず保障や目的も含めて総合的に検討することが大切です。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
ご相談ありがとうございます。アクサ生命のユニットリンクで「利益だけを取り出せるのか」「一部解約はどう進めるべきか」という点について、仕組みを踏まえてお伝えします。
ユニットリンクは変額保険の一種で、保険料の一部を特別勘定で運用する仕組みです。投資信託とは異なり、元本と利益を任意に分けて取り崩すことはできません。一部解約を行うと、契約全体に含まれる元本と運用益の割合に応じて自動的に按分されるため、「利益だけを取り出す」という指定はできない仕組みです。
例えば評価額が300万円で利益が50万円ある状態で100万円を取り出す場合、その100万円には利益が約17%含まれているとみなされ、その部分に対して課税されます。金額を指定して一部解約することはできますが、利益部分だけを調整することはできません。
ユニットリンクの解約益は一時所得に該当し、利益が50万円以下なら課税されません。ただし税金だけで判断するのは適切ではありません。契約を続ける限り毎月の保険関係費や運用費用が差し引かれ、積立額を減らすと費用負担が相対的に重くなって運用効率が下がります。特別勘定によっては追加拠出時に費用がかかる場合もあり、一部解約と再積立を繰り返すと全体のコストがかさむことがあります。
解約は、今後の積立方針や保障内容、運用目的との整合性を重視して判断することが大切です。利益が50万円以下であれば急ぐ必要はなく、合理的な選択は目的や状況によって異なりますので、必要であれば個別に整理をお手伝いします。
関連質問
2025.07.07
“ユニット・リンクに加入するメリットは何ですか?”
A. 死亡保障と資産運用を一契約で行え、分散投資による上振れ期待と生命保険料控除などの税優遇が受けられます。最大10本まで組み合わせ、無料スイッチングで運用調整ができる自由度も魅力です。
2026.02.10
“アクサ生命「ユニット・リンク」の主な特徴は?”
A. 保険期間満了型の変額保険で、12種類の特別勘定を自由に組み合わせて運用しつつ死亡保障を確保できます。運用成果で満期保険金が変動し、払込満了後に終身保険へ移行も可能です。
2025.07.07
“ユニット・リンクの3タイプの特徴を教えてください。”
A. ユニット・リンクには有期型・定期型・介護プラス(終身移行型)の3種類があります。資産形成と保障期間のバランスが異なり、満期受取の有無や終身介護保障への移行可否が選択ポイントです。
2025.07.07
“ユニット・リンクのデメリットや注意点があれば教えてください。”
A. 運用次第で元本割れが生じ、手数料が実質利回りを圧迫する点に注意しましょう。10年未満の解約は控除で損失が拡大し、運用を放置するとリスクと保障のバランスが崩れるため、管理と契約期間の見極めが不可欠です。
2025.07.07
“ユニット・リンクが向かない人の特徴があれば、教えてください。”
A. 元本保証が必須、10年以内に資金が必要、手数料重視で運用効率を最優先する人には適しません。保障と投資を切り離して管理したい場合も他制度を検討すべきです。
2025.07.07
“ユニット・リンクの特別勘定にはどんな種類がありますか?”
A. 国内外の株式・債券・バランスなど13本を用意し、契約者は最大10本を組み合わせて運用できます。毎月1回まで無料でスイッチングでき、市場環境に応じた資産配分調整が可能です。
関連する専門用語
ユニット・リンク
ユニット・リンクとは、保険商品としての保障機能と、投資信託のように運用成果によって将来受け取る金額が変わる仕組みを組み合わせた金融商品です。保険料の一部が投資に回され、その運用結果が良ければ将来受け取る金額が増え、逆に運用がうまくいかなければ減る可能性があります。自分で選んだ運用先の成果が直接反映されるため、一般的な貯蓄型保険と比べて増える可能性がある一方、元本が保証されない点に注意が必要な商品です。
変額保険
変額保険とは、死亡保障を持ちながら、保険料の一部を投資に回すことで、将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が運用成績によって変動する保険商品です。 保険会社が提供する複数の投資先から自分で選んで運用することができるため、運用がうまくいけば受け取る金額が増える可能性があります。 ただし、運用がうまくいかなかった場合は、受け取る金額が減ることもあります。保障と資産運用の両方を兼ね備えた商品ですが、元本保証がない点には注意が必要です。投資初心者の方には、仕組みを十分に理解したうえで加入することが大切です。
特別勘定
特別勘定とは、主に保険会社が提供する変額保険や年金商品などで使われる仕組みで、契約者から預かったお金を、会社の他の資産とは分けて管理するための専用の勘定のことです。 この仕組みにより、運用による損益は契約者に直接反映され、保険会社の経営状況とは切り離して資産が守られる仕組みになっています。 たとえば、変額保険では、特別勘定の中で株式や債券などの資産を運用し、その運用結果によって将来受け取る金額が変動します。初心者にとっては、特別勘定は「自分のお金がどのように運用されているかが見える透明な箱」とイメージすると理解しやすいです。
元本
元本とは、投資や預金を始めるときに最初に出すお金、つまり「もともとのお金」のことを指します。たとえば、投資信託に10万円を入れた場合、その10万円が元本になります。 運用によって利益が出れば、元本に運用益が加わって資産は増えますが、損失が出れば元本を下回る「元本割れ」の状態になることもあります。 元本が保証されている商品(例:定期預金、個人向け国債など)もありますが、多くの投資商品では元本保証がないため、どれくらいのリスクを取るかを理解しておくことが大切です。
特別控除
特別控除とは、一定の条件を満たした場合に特別に認められる所得控除のことを指す。例えば、不動産譲渡所得に対する3,000万円特別控除や、住宅ローン控除などが含まれる。通常の控除とは異なり、特定の政策目的のために設けられており、適用を受けるには条件を満たす必要がある。
一時所得
一時所得とは、継続的な収入ではなく、偶発的または一時的に得た所得のことを指す。例えば、懸賞の賞金、生命保険の満期返戻金、競馬の払戻金などが該当する。50万円の特別控除が適用され、課税対象額は控除後の金額の1/2となる。
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“ユニット・リンクに加入するメリットは何ですか?”
A. 死亡保障と資産運用を一契約で行え、分散投資による上振れ期待と生命保険料控除などの税優遇が受けられます。最大10本まで組み合わせ、無料スイッチングで運用調整ができる自由度も魅力です。
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A. 保険期間満了型の変額保険で、12種類の特別勘定を自由に組み合わせて運用しつつ死亡保障を確保できます。運用成果で満期保険金が変動し、払込満了後に終身保険へ移行も可能です。
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“ユニット・リンクの3タイプの特徴を教えてください。”
A. ユニット・リンクには有期型・定期型・介護プラス(終身移行型)の3種類があります。資産形成と保障期間のバランスが異なり、満期受取の有無や終身介護保障への移行可否が選択ポイントです。




