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公募型ラップとバランス型投信の具体的な違いを教えて下さい

公募型ラップとバランス型投信の具体的な違いを教えて下さい

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2025/07/15 08:38


男性

40代

question

公募型ラップ(例:のむラップ・ファンド)のような証券会社経由で提供されるラップ型投資信託と、一般的なバランス型投資信託(例:eMAXIS Slim バランスなど)では、運用の仕組みやコスト、自由度、リバランス機能などに違いがあると聞きました。これらは見た目が似ていて混同しやすいのですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?初心者でもわかるように比較して教えてください。


回答

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

公募型ラップは、証券会社が複数のファンドを組み合わせ、リスク別にあらかじめ設計されたコースから選ぶ形式です。運用やリバランスはすべて証券会社が自動で行うため、投資家は基本的に任せきりで運用できます。手間がかからない反面、信託報酬や手数料はやや高めです。

一方、バランス型投資信託は、1つのファンドが一定の資産配分で運用される商品です。リバランスも自動で行われますが、配分の変更はできません。コストは非常に低く、ネット証券などを通じて簡単に購入できるため、長期的にコストを抑えて運用したい人に向いています。

自分でファンドを選びたい・コストを抑えたい場合はバランス型投信、なるべく手間をかけずに任せたい場合は公募型ラップが適しています。

比較項目公募型ラップ(例:のむラップ・ファンド)バランス型投資信託(例:eMAXIS Slim バランス)
運用の仕組み証券会社が複数ファンドを組み合わせて一任運用1つのファンドで決まった資産配分を運用
リスク選択保守型〜積極型など複数のコースから選べる商品ごとに資産配分が固定されている
リバランス証券会社が自動で定期的に実施ファンド内部で年1回程度リバランスされる場合が多い
資産配分の変更コース変更により調整可能(制限あり)変更不可。調整したい場合は別ファンドに乗り換える
コスト年1.2〜1.5%程度(信託報酬)+購入時手数料あり年0.1〜0.5%程度(信託報酬)で手数料なしが一般的
最低投資額数千円〜1万円程度数百円〜(つみたてNISA対応も多い)
販売チャネル証券会社を通じて購入(主に対面)証券会社・銀行・ネット証券など広く購入可能
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公募型ラップ

公募型ラップとは、証券会社などの金融機関が多数の投資家に対して提供する、あらかじめ設定された運用方針に基づいて資産を一括管理・運用する仕組みのことです。通常のラップ口座(個別契約型)とは異なり、公募型ラップは複数の投資家が同じ運用プランに参加する形で、運用が標準化されているのが特徴です。 そのため、最低投資額が比較的低く、資産運用の初心者でも始めやすいサービスとして広がっています。投資対象は主に投資信託で構成されており、ポートフォリオの見直しや分散投資も自動的に行われるため、手間をかけずに長期の資産形成をしたい人に向いています。なお、運用管理費用(信託報酬など)がかかる点や、元本保証がないことには注意が必要です。

ラップ型投資信託

ラップ型投資信託とは、投資信託の仕組みを活用しながら、複数の資産を組み合わせた運用を専門家が一括して行うサービスを、パッケージ化して提供するタイプの金融商品です。通常の投資信託との違いは、運用の設計や資産配分、見直しなどをプロが代行してくれる点にあります。投資家は、あらかじめ自分のリスク許容度や運用目的に合ったプランを選ぶことで、あとは自動的に資産が管理されるため、手間をかけずに分散投資を実現できます。 ラップ型投資信託は、個別にアドバイザーと契約を結ばずとも、広く販売されている公募型ラップ商品として利用されることが多く、最低投資金額も比較的低めに設定されています。長期的な資産形成や初心者向けの投資手段として注目されている一方で、信託報酬などの手数料がやや高めになる点には注意が必要です。

バランス型投資信託

バランス型投資信託とは、株式や債券、不動産投資信託(REIT)など、複数の資産に分散して投資を行うタイプの投資信託のことです。1本の商品で複数の資産に自動的に投資できるため、投資初心者でも分散投資の効果を手軽に得ることができる点が特徴です。国内外の資産を組み合わせて運用されるものも多く、経済状況に応じて資産配分を自動で調整する「バランス調整型」と、一定の配分比率を維持する「固定型」に大きく分けられます。リスクを抑えながら安定したリターンを目指す運用スタイルとして、長期的な資産形成に向いており、老後資金や教育資金など幅広い目的で利用されています。

リバランス

リバランスとは、ポートフォリオを構築した後、市場の変動によって変化した資産配分比率を当初設定した目標比率に戻す投資手法です。 具体的には、値上がりした資産や銘柄を売却し、値下がりした資産や銘柄を買い増すことで、ポートフォリオ全体の資産構成比率を維持します。これは過剰なリスクを回避し、ポートフォリオの安定性を保つためのリスク管理手法として、定期的に実施されます。 例えば、株式が上昇して目標比率を超えた場合、その一部を売却して債券や現金に再配分するといった調整を行います。なお、近年では自動リバランス機能を提供する投資サービスも登場しています。

信託報酬

信託報酬とは、投資信託やETFの運用・管理にかかる費用として投資家が間接的に負担する手数料であり、運用会社・販売会社・受託銀行の三者に配分されます。 通常は年率〇%と表示され、その割合を基準価額にあたるNAV(Net Asset Value)に日割りで乗じる形で毎日控除されるため、投資家が口座から現金で支払う場面はありません。 したがって運用成績がマイナスでも信託報酬は必ず差し引かれ、長期にわたる複利効果を目減りさせる“見えないコスト”として意識されます。 販売時に一度だけ負担する販売手数料や、法定監査報酬などと異なり、信託報酬は保有期間中ずっと発生するランニングコストです。 実際には運用会社が3〜6割、販売会社が3〜5割、受託銀行が1〜2割前後を受け取る設計が一般的で、アクティブ型ファンドでは1%超、インデックス型では0.1%台まで低下するケースもあります。 同じファンドタイプなら総経費率 TER(Total Expense Ratio)や実質コストを比較し、長期保有ほど差が拡大する点に留意して商品選択を行うことが重要です。

購入時手数料

購入時手数料とは、投資信託などの金融商品を買うときにかかる費用のことです。この手数料は、商品を販売する証券会社や銀行に支払うもので、通常は購入金額の一定割合として設定されています。たとえば、購入時手数料が3%であれば、100万円分の投資信託を購入するときに3万円の手数料がかかり、実際の投資額は97万円になります。最近では、手数料を無料にする「ノーロード」と呼ばれる商品も増えており、手数料の有無は投資効率に大きく関わるポイントです。

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