ソニー生命バリアブルライフの特徴は?
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2025/06/12 15:42
男性
30代
終身保障を持ちながら資産も増やせる商品を探しています。ソニー生命の「バリアブルライフ」は市場連動で保険金が変わると聞きましたが、積立重視と保障重視の二つのオプションがあるそうです。具体的に両オプションはどのように異なり、どのような人に向くのか教えてもらえますか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
バリアブルライフは終身型の変額保険で、保険料の一部を特別勘定で運用し、その実績に応じて保険金額と解約返戻金が変動します。運用成果の反映方法として「オプションA」と「オプションB」を選べる点が最大の特徴です。
オプションAは積立機能を重視し、運用益を主に積立金に充当します。結果として解約返戻金が増えやすく、将来の受取額の伸びを重視したい人に適します。オプションBは保障機能を重視し、運用益を優先的に死亡保障に上乗せする設計です。遺族保障を厚くしたい人に向きます。
いずれも運用次第で元本割れするリスクがありますが、長期間保有し、市場変動を受け止めながら資産と保障のバランスを取りたい場合に有効です。契約時には手数料や特別勘定の種類、運用方針を確認し、自身のライフプランに合ったオプションを選択することが重要です。
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変額保険
変額保険とは、死亡保障を持ちながら、保険料の一部を投資に回すことで、将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が運用成績によって変動する保険商品です。 保険会社が提供する複数の投資先から自分で選んで運用することができるため、運用がうまくいけば受け取る金額が増える可能性があります。 ただし、運用がうまくいかなかった場合は、受け取る金額が減ることもあります。保障と資産運用の両方を兼ね備えた商品ですが、元本保証がない点には注意が必要です。投資初心者の方には、仕組みを十分に理解したうえで加入することが大切です。
死亡保険金
死亡保険金とは、生命保険契約において、被保険者が死亡した際に受取人に支払われる保険金のことを指す。受取人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかの課税対象となる場合がある。
死亡保障
死亡保障とは、契約者が亡くなった場合に、遺された家族などの受取人に対して保険金が支払われる仕組みのことをいいます。主に生命保険に含まれる保障内容であり、家計の支え手が亡くなった際の遺族の生活費や教育資金、住宅ローンの返済などを補うために活用されます。 死亡保障の金額や期間は契約内容によって異なり、定期保険のように一定期間のみ保障されるものや、終身保険のように一生涯保障が続くものがあります。自分に万が一のことがあったときに、大切な人たちが経済的に困らないように備える目的で利用されるため、ライフプランに応じた保障額の設定が重要です。また、保障を手厚くすると保険料も高くなるため、必要な金額と負担のバランスを考えることが大切です。
自動積立
自動積立とは、毎月決まった金額をあらかじめ設定した金融商品に自動的に投資していく仕組みのことです。たとえば、銀行口座から毎月一定額を引き落として投資信託や株式を購入するように設定することで、投資を習慣化しやすくなります。この方法を使えば、相場の動きに惑わされずに、長期的に安定した資産形成を目指すことができます。 また、価格が高いときには少なく、安いときには多く購入する「ドル・コスト平均法」の効果も期待できます。自動積立は証券会社やロボアドバイザーなどを通じて簡単に設定することができ、さらにNISAやiDeCoといった税制優遇制度と組み合わせることで、効率的に資産運用を進めることができます。忙しい方でも無理なく投資を続けやすいのが、自動積立の大きなメリットです。