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個人向け国債はどこで買うのがいいですか?また、キャンペーンの注意点があれば教えて下さい。

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2025/10/30 09:14

債券投資債券
債券投資債券

男性

30代

question

個人向け国債の購入を初めて検討しています。銀行とネット証券のどちらで買えば良いのか、手続きのしやすさや特典の違いが気になります。現金還元などのキャンペーンはお得に見えますが、適用条件など注意点があれば具体的に教えてください。また、口座開設に必要なものや最低金額も知りたいです。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

個人向け国債を買うなら、ネット証券やネット銀行の提携窓口を利用するのが最も効率的です。どこで買っても手数料は無料ですが、ネット系は手続きが早く、振込や入出金もスムーズで、さらに現金やポイントのキャンペーンが充実しています。

対面での相談や相続時のサポートを重視する場合は、メガバンクや地方銀行を選ぶのも良いですが、手続きの手間と特典の差を考えると、ネット経由が有利なケースが多いです。

金利タイプは「変動10年」を基本とし、金利動向によって「固定5年」や「固定3年」を組み合わせるのが合理的です。いずれも1万円から購入でき、手数料は不要です。利息には20.315%の税金が源泉徴収され、新NISAやiDeCoの対象ではない点に注意が必要です。

中途換金は1年以上経過すれば可能ですが、直近2回分の利子分が差し引かれるペナルティがあります。短期で使う可能性がある資金は避け、発行月を分散して複数回に分けて購入するとよいでしょう。

キャンペーンを利用する際は、いくつかの注意点があります。まず、保有期間や購入金額などの条件を確認しましょう。特典を受けるには一定期間解約できないケースが多く、途中換金すると特典が取り消されることがあります。

キャンペーンはあくまで補助的な要素であり、条件を理解したうえで堅実に利息を得る姿勢が、失敗しない買い方の基本です。

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個人向け国債

個人向け国債とは、日本政府が個人投資家向けに発行する債券で、安全性が高く元本保証が特徴です。最低1万円から購入可能で、3年・5年の固定金利型と10年の変動金利型があります。変動金利型は半年ごとに金利が見直され、市場金利の上昇に伴い受取利息が増加するメリットがあります。 一方、株式投資ほどの高いリターンは期待できず、インフレ時には実質的な資産価値が目減りする可能性があります。また、購入後1年間は中途換金ができず、その後の換金時には直前2回分の利子相当額が差し引かれる点に注意が必要です。銀行預金より高い金利を求めるが、リスクを避けたい投資初心者や安全資産を確保したい方に適した商品です。

変動金利

変動金利とは、市場の金利動向に応じて一定の期間ごとに金利が見直される仕組みのことを指します。住宅ローンや投資信託の分野でよく使われ、金利が低下すれば支払い負担が軽くなる一方で、金利上昇時には支払額が増加するリスクがあります。短期的な金利低下が見込まれる場合に有利ですが、将来的な金利上昇に備えた資金計画が重要です。

固定金利

固定金利とは、契約時に決めた金利が満期まで変わらない金利のことを指します。主に住宅ローンや定期預金などで採用され、金利変動のリスクを避けられるメリットがあります。市場金利が上昇しても支払額が増えないため、長期的な資金計画を立てやすい一方で、市場金利が下がった場合には高い金利を支払い続けるデメリットもあります。

源泉徴収

源泉徴収とは、給与や報酬、利子、配当などの支払いを受ける人に代わって、支払者があらかじめ所得税を差し引き、税務署に納付する制度です。特に給与所得者の場合、会社が毎月の給与から所得税を控除し、年末調整で過不足を精算します。 この制度の目的は、税金の徴収を確実に行い、納税者の負担を軽減することです。例えば、会社員は確定申告を行わずに納税が完了するケースが多くなります。ただし、個人事業主や一定の副収入がある人は、源泉徴収された金額を基に確定申告が必要になることがあります。 また、配当金や利子の源泉徴収税率は原則20.315%(所得税15.315%+住民税5%)ですが、金融商品によって異なる場合があるため、事前に確認が必要です。

ネット証券

ネット証券とは、主にインターネットを通じて株式や投資信託などの金融商品を売買できる証券会社のことをいいます。従来のように対面で営業員を通じて注文するのではなく、個人投資家が自宅やスマートフォンから直接取引を行えるのが特徴です。これにより、手数料が低く抑えられたり、取引スピードが速くなったりするメリットがあります。 さらに、24時間アクセス可能な取引画面や豊富な情報提供サービスも魅力で、投資初心者から上級者まで幅広く利用されています。一方で、サポートがオンライン中心であるため、自分で情報収集や判断をする力が求められる面もあります。近年では、AIやスマホアプリの進化によって、ネット証券の利便性と人気はますます高まっています。

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