NASDAQ100連動ETFのQQQはおすすめしないと言われましたが、本当ですか?
NASDAQ100連動ETFのQQQはおすすめしないと言われましたが、本当ですか?
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2026/01/29 12:16
女性
30代
米国の成長企業に投資できると聞き、NASDAQ100に連動するQQQに興味を持ちましたが、「おすすめしない」「リスクが高い」と言われて不安になっています。なぜそう言われるのか、投資判断する際の注意点や、他のETFと何が違うのかを知りたいです。
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
QQQが「おすすめしない」と言われるのは商品性が悪いからではなく、値動きの大きさと投資対象の偏りが強く、投資目的やリスク許容度によっては合わない人がいるためです。QQQはNASDAQ100に連動し、米国の成長企業、とくにIT・テクノロジー関連の大型株への比重が高いETFです。そのため、相場が好調な局面では高いリターンが期待できる一方、景気後退や金利上昇局面では株価が大きく下落しやすく、価格変動が激しくなります。
成長株は将来の利益を重視して評価されるため、金利が上昇すると理論上の株価が下がりやすい特徴があります。このような局面で値下がりに耐えられず売却してしまうと、長期的な成長の恩恵を受けにくくなる点が実務上のリスクです。また、日本の投資家にとっては為替変動の影響や、米国ETFを直接保有する場合の税務・相続面の論点も理解しておく必要があります。
QQQは、10年以上の長期投資を前提に下落局面でも保有を続けられる人や、ポートフォリオの一部として成長性を上乗せしたい人には有効な選択肢です。一方、安定性を重視する場合は、より分散されたETFを中心にし、QQQは補助的に組み入れる判断が現実的といえるでしょう。
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NASDAQ100
NASDAQ100とは、アメリカのナスダック市場に上場している企業のうち、金融業を除いた時価総額上位100社で構成される株価指数のことです。ナスダック市場は、ハイテク企業や新興企業が多く上場していることで知られており、NASDAQ100にはアップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル(アルファベット)、メタ(旧フェイスブック)など、世界的に影響力のある大企業が多く含まれています。そのため、この指数に投資することで、米国の成長企業を中心に分散投資ができる点が魅力です。テクノロジー分野の成長を取り込める一方で、価格の変動も大きくなりやすいため、リターンとリスクの両面を理解したうえで活用することが大切です。投資信託やETFなどでもNASDAQ100に連動する商品が多く提供されており、つみたてや一括投資の対象としても人気があります。
QQQ(Invesco QQQ Trust)
QQQとは、アメリカの代表的な株価指数であるナスダック100指数に連動するETF(上場投資信託)の名称です。正式には「Invesco QQQ Trust(インベスコ・キュートラスト)」と呼ばれ、米国のナスダック市場に上場している時価総額の大きな100社の株で構成されています。 特に、AppleやMicrosoft、Amazon、NVIDIAなど、テクノロジー分野を中心とした企業が多く含まれているため、成長性の高い米国企業に分散投資したい人にとって人気のある商品です。QQQを通じて、個別株を買わなくても、先端企業の成長の恩恵を受けられるという利点があります。投資初心者にとっても、アメリカ経済の成長に乗るための入り口として活用しやすいETFです。
金利(利率)
金利(利率)とは、お金を貸したり預けたりしたときに発生する利息の割合を表す言葉です。たとえば、銀行にお金を預けると一定の利息がもらえますが、そのときの利息の割合を金利または利率と呼びます。一般的には「金利」が金融機関との貸し借りに使われることが多く、 「利率」は投資商品の収益率などに使われる傾向がありますが、日常的にはほぼ同じ意味で使われています。資産運用の場面では、金利の動きが預金、ローン、債券などの価格や収益に影響を与えるため、金利や利率に注目することはとても大切です。特に経済状況や中央銀行の政策によって金利は変動するため、それを理解しておくことでより良い投資判断につながります。
為替リスク
為替リスクとは、異なる通貨間での為替レートの変動により、外貨建て資産の価値が変動し、損失が生じる可能性のあるリスクを指します。 たとえば、日本円で生活している投資家が米ドル建ての株式や債券に投資した場合、最終的なリターンは円とドルの為替レートに大きく左右されます。仮に投資先の価格が変わらなくても、円高が進むと、日本円に換算した際の資産価値が目減りしてしまうことがあります。反対に、円安が進めば、為替差益によって収益が増える場合もあります。 為替リスクは、外国株式、外貨建て債券、海外不動産、グローバルファンドなど、外貨に関わるすべての資産に存在する基本的なリスクです。 対策としては、為替ヘッジ付きの商品を選ぶ、複数の通貨や地域に分散して投資する、長期的な視点で資産を保有するなどの方法があります。海外資産に投資する際は、リターンだけでなく、為替リスクの存在も十分に理解しておくことが大切です。






