ネット証券のデメリットや注意点はありますか?
ネット証券のデメリットや注意点はありますか?
回答受付中
0
2026/01/29 12:15
男性
30代
ネット証券は手数料が安くて便利と聞きますが、デメリットや注意点も気になります。店舗型の証券会社と比べて、利用前に理解しておくべき点を教えてください。
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
ネット証券は手数料が安く利便性も高い一方で、店舗型に比べて「自己判断・自己管理」が前提となる点が注意点です。安さだけで選ぶと、困ったときに想定外の不便が出やすくなります。
まずサポート体制の差です。店舗型は担当者に相談しやすい反面、提案の中立性やコストを見極める必要があります。ネット証券は非対面が中心で、チャット・電話が混雑すると解決まで時間がかかることがあります。
次にシステム面・セキュリティ面です。相場急変時にログインや発注が遅れる可能性があるため、指値・逆指値など注文方法を理解しておきましょう。加えて多要素認証、取引パスワード管理、フィッシング対策は必須です。
一方でネット証券には、24時間いつでも取引しやすい、商品ラインナップや情報ツールが充実している、ポイント還元などの付帯サービスがある、といったメリットもあります。ただし、それらを活かすにはコスト構造やリスク管理を自分で把握する必要があります。
関連記事
関連する専門用語
ネット証券
ネット証券とは、主にインターネットを通じて株式や投資信託などの金融商品を売買できる証券会社のことをいいます。従来のように対面で営業員を通じて注文するのではなく、個人投資家が自宅やスマートフォンから直接取引を行えるのが特徴です。これにより、手数料が低く抑えられたり、取引スピードが速くなったりするメリットがあります。 さらに、24時間アクセス可能な取引画面や豊富な情報提供サービスも魅力で、投資初心者から上級者まで幅広く利用されています。一方で、サポートがオンライン中心であるため、自分で情報収集や判断をする力が求められる面もあります。近年では、AIやスマホアプリの進化によって、ネット証券の利便性と人気はますます高まっています。
取引手数料(売買手数料/トランザクションフィー)
取引手数料とは、金融商品や資産を売買する際に、証券会社や取引所、金融機関などに支払う手数料のことを指します。株式や投資信託、暗号資産(仮想通貨)などの金融商品において、売買ごとに一定の割合や定額で課されるのが一般的です。オンライン証券の普及により、一部の証券会社では取引手数料を無料にする動きも広がっていますが、スプレッド(売値と買値の差)や別の形で手数料を回収する仕組みもあります。資産運用を行う際には、取引コストを考慮し、長期的な運用戦略を立てることが重要です。
指値注文
指値注文とは、自分が売買したい価格をあらかじめ指定して出す注文方法のことをいいます。たとえば「この株を1,000円になったら買いたい」や「1,200円以上になったら売りたい」といったように、自分が希望する価格を指定して注文します。 指定した価格に達しない限り売買は成立しないため、思い通りの価格で取引できる一方で、注文が成立しないまま終わる可能性もあります。投資家が損失を抑えたり、利益をしっかり確保したりするために、計画的に使われる注文方法です。特に相場が急変したときに冷静に売買するための手段として、初心者にも役立つ仕組みです。
逆指値注文
逆指値注文とは、あらかじめ設定した価格に到達したときに、自動的に売買の注文が出されるしくみのことです。主に損失を抑える目的で使われるため、「ストップロス注文」とも呼ばれます。 たとえば、ある株を1000円で持っていて、900円まで下がったら自動的に売るよう設定しておけば、予想以上に価格が下がってしまったときの損失を最小限に抑えることができます。自分でずっと価格をチェックしなくても、自動的にリスク管理ができる便利な方法です。
多要素認証
多要素認証とは、システムやサービスにログインするときに、複数の異なる種類の情報を使って本人確認を行う仕組みのことです。一般的なIDとパスワードに加えて、スマートフォンに送られる確認コードや、生体認証(指紋や顔認証)などを組み合わせて使います。 これにより、パスワードが盗まれてしまった場合でも、他の認証手段がないとログインできないため、不正アクセスのリスクを大幅に減らすことができます。金融機関のオンラインサービスや証券口座、クレジットカードの利用時など、特にセキュリティが重要とされる場面でよく導入されています。個人の資産や情報を守るうえで、非常に効果的な対策といえます。





