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ソニー生命変額保険で世界株式以外のおすすめ勘定は?

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2025/09/30 09:07


女性

30代

question

ソニー生命の変額保険に加入を検討していますが、世界株式以外にも複数の特別勘定があると聞きました。リスクを抑えつつ長期的に安定した運用を目指したいのですが、どの勘定を選ぶのが適しているのか、特徴や注意点も含めて教えていただけますか。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

結論から言うと、ソニー生命の変額保険で世界株式以外を選ぶなら、総合型や債券系を中心に据えて安定性を確保し、日本株や世界債券をサテライトで組み合わせるのが現実的です。

総合型は株式や債券をバランスよく配分してくれるため、初心者がリスクを抑えながら長期運用を目指すのに適しています。単一資産に偏らず、値動きのブレが小さくなる一方で、大きな上昇局面では伸びがやや控えめです。

債券型は円建てが中心で、為替影響を抑えたい人に向いています。株式に比べて価格変動は小さめですが、金利が上がる局面では債券価格が下がる点に注意が必要です。世界債券型は通貨の分散効果がありますが、原則ヘッジなしのため円高時に評価が下がるリスクがあります。インカムと分散を取り入れたい人には一部組み入れが有効です。

短期金融市場型はキャッシュに近い性質で、元本割れを避けたいときや相場が不安定なときの一時避難先に向いています。運用で大きく増やす力は弱いため、待機資金の置き場として考えるのが現実的です。

日本株の勘定(日本成長株式型や株式型)は世界株式を避けながら成長性を取り込みたい場合に検討できます。ただし値動きは大きくなるため、全体での株式比率が50%を超えないよう注意し、総合型や債券型と合わせてリスクを調整することが必要です。

実際の配分を考える際は、安定重視なら総合型と債券中心、標準バランスなら総合型に債券と日本株を組み合わせ、やや積極なら株式を上限いっぱいに取りつつ総合型や短期を併用する方法があります。いずれも保険としての保障と投資リスクを分けて考えることが重要であり、特別勘定のしおりで最新情報を確認することを忘れないでください。

まとめると、世界株式を使わなくても、総合型を核にして債券と一部の株式を加えれば、初心者でも無理なく長期の資産形成を狙える設計が可能です。

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変額保険とは、死亡保障を持ちながら、保険料の一部を投資に回すことで、将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が運用成績によって変動する保険商品です。 保険会社が提供する複数の投資先から自分で選んで運用することができるため、運用がうまくいけば受け取る金額が増える可能性があります。 ただし、運用がうまくいかなかった場合は、受け取る金額が減ることもあります。保障と資産運用の両方を兼ね備えた商品ですが、元本保証がない点には注意が必要です。投資初心者の方には、仕組みを十分に理解したうえで加入することが大切です。

特別勘定

特別勘定とは、主に保険会社が提供する変額保険や年金商品などで使われる仕組みで、契約者から預かったお金を、会社の他の資産とは分けて管理するための専用の勘定のことです。 この仕組みにより、運用による損益は契約者に直接反映され、保険会社の経営状況とは切り離して資産が守られる仕組みになっています。 たとえば、変額保険では、特別勘定の中で株式や債券などの資産を運用し、その運用結果によって将来受け取る金額が変動します。初心者にとっては、特別勘定は「自分のお金がどのように運用されているかが見える透明な箱」とイメージすると理解しやすいです。

為替ヘッジ

為替ヘッジとは、為替取引をする際に、将来交換する為替レートをあらかじめ予約しておくことによって、為替変動のリスクを抑える仕組み。海外の株や債券に投資する際は、その株や債券の価値が下がるリスクだけでなく、為替の変動により円に換算した時の価値が下がるリスクも負うことになるので、後者のリスクを抑えるために為替ヘッジが行われる。

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