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就業不能保険は、死亡保険や医療保険とどのように違いますか?

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2025/06/25 09:54

ライフイベント基礎知識
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男性

30代

question

生命保険には死亡保険、医療保険、収入保障保険など多くの種類がありますが、仕組みや給付対象が似ていて選択に迷います。特に就業不能保険はどの場面をカバーし、既存の死亡保険や医療保険、収入保障保険とは具体的にどこが異なるのでしょうか?違いを理解しないまま加入すると保障が重複したり不足したりするおそれがあります。違いと使い分けのポイントを教えてもらえますか?


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

就業不能保険は、病気やケガ、精神疾患などで長期的に働けなくなった場合に、被保険者本人へ毎月定額の給付金を支給し収入減少を補填する保険です。

最大の特徴は「本人が生存中に受け取る生活費補填型」である点にあります。死亡保険は被保険者が死亡したときのみ一時金が遺族へ支払われ、本人が生存中に保障を得ることはありません。

医療保険は入院・手術など治療に伴う医療費自己負担分をカバーするものであり、収入そのものの喪失は対象外です。収入保障保険は死亡時や高度障害時に遺族へ年金形式で支給されるため、こちらも本人の就業不能中には給付がありません。

したがって、就業不能保険は治療費ではなく「働けないことによる収入の空白」を補う専用の仕組みと言えます。家計における必要保障額を把握したうえで、死亡保険と医療保険で遺族保障と治療費を確保し、不足する生活費に対して就業不能保険を追加することで重複を防ぎつつ網羅的なリスクヘッジが可能になります。

各保険の目的が明確に異なるため、契約前に支出項目と必要期間を整理し、保障の重なりや抜けを点検することが重要です。

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就業不能保険

就業不能保険とは、病気やけがで働けなくなり、収入が得られなくなった場合に、一定期間ごとに保険金が支払われる民間の保険商品です。この保険は、入院や自宅療養などで仕事を続けられない状況が長引いたときに、生活費やローン返済などの家計の負担を軽減するために設けられています。 公的な障害年金制度ではカバーしきれない部分を補う目的があり、自営業者やフリーランスなど、収入の保障が不安定な人に特に注目されています。保障内容や支払期間、免責期間などは契約ごとに異なるため、自分の職業やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

医療保険

医療保険とは、病気やケガによる入院・手術などの医療費を補償するための保険です。公的医療保険と民間医療保険の2種類があり、日本では健康保険や国民健康保険が公的制度として提供されています。一方、民間医療保険は、公的保険でカバーしきれない自己負担分や特定の治療費を補填するために活用されます。契約内容によって給付金の額や支払い条件が異なり、将来の医療費負担を軽減するために重要な役割を果たします。

収入保障保険

収入保障保険とは、契約者が死亡または高度障害になった場合に、遺された家族が毎月一定額の保険金を受け取れる生命保険の一種です保険金は一括ではなく、年金のように月々の定額支給という形で受け取るため、日々の生活費や教育費など、継続的な支出に備えるのに適した保険です。 この保険の特徴は、契約期間が経過するごとに受け取れる総額(=支給期間)が短くなるため、保険料が比較的割安に設定されていることです。必要な保障額を効率よく確保できることから、特に子育て中の家庭や、一家の収入を支える人に万が一があった場合のリスクに備えたい方に人気があります。

死亡保険金

死亡保険金とは、生命保険契約において、被保険者が死亡した際に受取人に支払われる保険金のことを指す。受取人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかの課税対象となる場合がある。

月額給付金

月額給付金とは、国や保険会社などが特定の条件を満たした個人に対して、毎月決まった金額を継続的に支給するお金のことです。これは、年金や保険、あるいは一部の投資商品における仕組みとして利用されることがあります。 たとえば、老後の生活資金として公的年金から受け取るお金や、民間の個人年金保険に加入している場合に得られる給付金などが該当します。毎月一定の金額が入ることで、将来の生活設計が立てやすくなるというメリットがあります。特に資産運用においては、元本を取り崩すことなく定期的に収入を得られる仕組みとして注目されます。

生命保険

生命保険とは、契約者が一定の保険料を支払うことで、被保険者が死亡または高度障害になった際に保険金が支払われる仕組みのことです。主に遺族の生活保障を目的とし、定期保険や終身保険などの種類があります。また、貯蓄性を備えた商品もあり、満期時に保険金を受け取れるものもあります。加入時の年齢や健康状態によって保険料が異なり、長期的な資産運用やリスク管理の一環として活用されます。

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