投資の知恵袋
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がん保険は掛け捨てと貯蓄型どちらがおすすめですか?
回答済み
1
2025/09/16 08:44
女性
40代
がん保険には掛け捨て型と貯蓄型があると聞きましたが、どちらがいいのでしょうか?費用や保障内容、将来の資産運用を考える上で、それぞれのメリットやデメリットをどのように比較すればよいのでしょうか。
回答をひとことでまとめると...
掛け捨て型は低コストで保障重視、貯蓄型は資産形成も兼ねられるが保険料が高めです。目的に応じて選ぶことが大切です。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
がん保険を選ぶときに「掛け捨て型」と「貯蓄型」のどちらが良いかで悩む方は多いです。まず掛け捨て型は、毎月の保険料が比較的安く、少ない負担で大きな保障を確保できることが特徴です。家計への負担を抑えながら、もしものときにしっかり備えたい方には向いています。ただし解約返戻金や満期金はなく、保険期間中にがんにならなければ払い込んだ保険料が戻らない点はデメリットです。
一方で貯蓄型は、保障と同時に積立の仕組みを持ち、解約時に返戻金を受け取れる場合や、満期を迎えるとまとまったお金を受け取れる仕組みがあります。長期的な資産形成と保障を兼ねたい方にはメリットがありますが、保険料が高めになるため、家計への継続的な負担をよく考える必要があります。また、途中で解約すると元本割れになる可能性がある点にも注意が必要です。
初心者の方は、まず自分が「保障を優先したいのか」「資産形成も重視したいのか」をはっきりさせることが大切です。医療費への備えを第一に考えるなら掛け捨て型が現実的ですし、浮いたお金をNISAや投資信託などの資産運用に回す方法もあります。
一方で、保障と資産形成を一つの仕組みで行いたいと考えるなら、貯蓄型を選ぶのも選択肢です。いずれの場合も、自分のライフプランや将来の家計の見通しに合った保険を選ぶことが重要であり、不安があれば専門家にシミュレーションを依頼することで、より安心して判断できるでしょう。
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“がん保険と医療保険に両方加入する必要はありますか?”
A. がん保険は特化型、医療保険は総合型で役割が異なります。生活状況やリスク意識により両方加入も選択肢ですが、重複保障に注意が必要です。
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“三大疾病保険・医療保険・がん保険の違いは何ですか。”
A. 三大疾病保険は三大疾病限定で一時金、医療保険は全病気・ケガを日額給付、がん保険はがん特化で一時金と日額給付を組み合わせます。保障範囲と給付方法が異なるため、必要な補償と保険料などを確認しましょう。
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“先進医療特約は必要な保障ですか?”
A. 医療保険加入者全員に必要というわけではありません。しかし、先進医療特約は月100円前後で数千万円規模の先進医療費を全額補償できるため、費用対効果が高い特徴があります。
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“がん保険の特約でカバーされる自由診療や先進医療とはどのような治療法ですか?”
A. がん保険の特約でカバーされる先進医療は陽子線・重粒子線治療など高額治療、自由診療は未承認薬等で、費用補償の有無が重要です。
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“がん保険が気になりますが「がん保険はもったいない」という声を聞きます。専門家の意見を聞きたいです。”
A. 保険料だけで判断すると損に感じやすいですが、治療費の突発負担、収入減少、精神的安心を含め総合的に評価すると、生活基盤を守る備えとして有効なケースが多いです。
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“変額保険とNISA・iDeCoの違いを教えてください。”
A. 変額保険は保険料の一部を運用し、死亡保障も付ける商品です。運用益は生命保険料控除の対象になりますが、運用益非課税は受けられません。NISA・iDeCoは非課税で運用できますが、死亡保障はありません。
関連する専門用語
がん保険
がんと診断されたときや治療を受けたときに給付金が支払われる民間保険です。公的医療保険ではカバーしきれない差額ベッド代や先進医療の自己負担分、就業不能による収入減少など、治療以外の家計リスクも幅広く備えられる点が特徴です。通常は「診断一時金」「入院給付金」「通院給付金」など複数の給付項目がセットされており、加入時の年齢・性別・保障内容によって保険料が決まります。 更新型と終身型があり、更新型は一定年齢で保険料が上がる一方、終身型は加入時の保険料が一生続くため、長期的な負担の見通しを立てることが大切です。がん治療は医療技術の進歩で入院期間が短くなり通院や薬物療法が中心になる傾向があるため、保障内容が現在の治療実態に合っているかを確認し、必要に応じて保険の見直しを行うと安心です。
掛け捨て保険
掛け捨て保険とは、一定期間の保障を得ることに特化した保険で、保険期間が終わった後に保険料が戻ってこないタイプの保険です。代表的なものに、定期型の生命保険や医療保険があります。保障が必要な期間に絞って加入できるため、毎月の保険料を安く抑えられるのが大きな特徴です。貯蓄機能はないものの、万一に備えるコストパフォーマンスが高く、特に子育て世代や住宅ローン返済中など、一時的に大きな保障を必要とする方に適しています。「お金が戻らないから損」と感じる方もいますが、必要な時期に必要な保障を効率よく確保する手段として、多くの方に利用されています。
貯蓄型保険(積立型)
貯蓄型保険(積立型)とは、万が一の保障に加えて、将来的にお金が戻ってくる仕組みを備えた保険商品のことです。保険料の一部が積み立てられ、契約満了時や途中解約時に「解約返戻金」や「満期保険金」として受け取れるようになっています。 代表的な商品には、終身保険、養老保険、学資保険などがあり、保険としての安心を持ちながら、同時に資産形成も行えるのが特徴です。特に、教育資金や老後資金の準備、相続対策など、目的を持った長期の計画に活用されます。 「掛け捨て型保険」と異なり、支払った保険料が将来的に戻ってくるため、保険と貯金の“ハイブリッド”として位置づけられる商品です。ただし、途中解約すると元本割れするリスクがあるほか、運用利回りが低めに抑えられていることが多いため、目的と期間をしっかり考えて加入することが大切です。 保障と貯蓄を1つの仕組みで両立させたい人にとって、計画的な資産形成の手段として有効な選択肢のひとつです。
解約返戻金
解約返戻金とは、生命保険などの保険契約を途中で解約したときに、契約者が受け取ることができる払い戻し金のことをいいます。これは、これまでに支払ってきた保険料の一部が積み立てられていたものから、保険会社の手数料や運用実績などを差し引いた金額です。 契約からの経過年数が短いうちに解約すると、解約返戻金が少なかったり、まったく戻らなかったりすることもあるため、注意が必要です。一方で、長期間契約を続けた場合には、返戻金が支払った保険料を上回ることもあり、貯蓄性のある保険商品として活用されることもあります。資産運用やライフプランを考えるうえで、保険の解約によって現金化できる金額がいくらになるかを把握しておくことはとても大切です。
満期保険金
満期保険金とは、保険契約で定められた期間が終了したときに、契約者や被保険者に支払われるお金のことをいいます。たとえば、10年や20年などの一定期間保険料を払い続け、満期になったときにその保険が「満了」すると、あらかじめ決められた金額が支払われます。 このお金は、死亡や病気などのリスクに備えるだけでなく、貯蓄のように将来の資金づくりにも役立つという特徴があります。特に学資保険や養老保険などでよく使われる仕組みです。
元本割れ
元本割れとは、投資で使ったお金、つまり元本(がんぽん)よりも、最終的に戻ってきた金額が少なくなることをいいます。たとえば、100万円で投資信託を購入したのに、解約時に戻ってきたのが90万円だった場合、この差額10万円が損失であり、「元本割れした」という状態です。 特に、価格が変動する商品、たとえば株式や投資信託、債券などでは、将来の価格や分配金が保証されているわけではないため、元本割れのリスクがあります。「絶対に損をしたくない」と考える方にとっては、このリスクを正しく理解することがとても重要です。金融商品を選ぶときには、利回りだけでなく元本割れの可能性も十分に考慮しましょう。
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“先進医療特約は必要な保障ですか?”
A. 医療保険加入者全員に必要というわけではありません。しかし、先進医療特約は月100円前後で数千万円規模の先進医療費を全額補償できるため、費用対効果が高い特徴があります。


