メットライフ生命の「ライフインベスト」で付加できる主な特約は?
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2025/07/11 15:02
男性
60代
基本保障に加えて医療や介護、受取方法の柔軟性を高めたいと考えています。ライフインベストには複数の特約が用意されているようですが、具体的にどのような内容があり、どのような場面で役立つのかを知りたいです。選択時の注意点も含めて教えてもらえますか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
ライフインベストでは生前給付や保険料免除、年金受取変更など多様な特約を追加できます。リビングニーズ特約は余命六か月以内と診断された際に死亡保険金の一部または全部を前払いで受け取れ、治療費や生活費に備えられます。
三大疾病保険料払込免除特約を付けると、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定状態に該当した後の保険料負担がなくなり運用を継続できます。
年金支払特約は満期保険金や解約返戻金を年金形式に変え、受取時期を平準化して資金管理を容易にできます。年金移行特約を設定すれば満期時に自動で年金へ振り替わり、手続き漏れを防げます。
給付金代理請求特約は認知症や重症で請求できない場合に家族が代理請求でき、資金を滞りなく確保できます。
アドバンス限定の介護給付特則では要介護2以上で介護年金または一時金を受け取れ、老後の介護費用リスクに備えられます。いずれも追加保険料や引受条件があるため、健康状態や将来の資金計画に合わせて必要性を精査し、費用対効果を比較して組み合わせることが重要です。
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特約
特約とは、保険契約や金融契約、不動産契約などにおいて、基本契約に追加される特別な条件や取り決めのことを指します。これは標準的な契約内容とは別に、契約者の希望や状況に応じて付加されるもので、主契約の補足・強化・変更などを目的とします。 たとえば、生命保険では「災害特約」や「払込免除特約」などがあり、基本の保障に加えて追加の保障や条件変更を可能にします。特約は自由度が高い反面、内容や適用条件が複雑になることもあるため、契約時にはその内容を正確に理解しておくことが重要です。資産運用や保険設計においては、特約の有無によって将来のリスク対応力やコスト負担が大きく変わる可能性があるため、戦略的に選ぶべき要素のひとつです。
リビング・ニーズ特約
リビング・ニーズ特約とは、生命保険の被保険者が余命6か月以内などの診断を受けた場合に、死亡保険金の全部または一部を生前に受け取れる仕組みです。 医療費や介護費など多額の出費が急に必要になる場面で、保険金を先に受け取ることで生活資金を確保しやすくなります。受け取った後も契約を消滅させずに続けられるケースが多く、残りの保険金や保障内容は契約時の条件に従って変動します。 税金面では非課税枠や控除の対象になることもあり、利用前に受取額や相続税・所得税への影響を確認することが大切です。
指定代理請求特約
指定代理請求特約とは、被保険者ご本人が病気やけがなどで自分の意思を示せない状態になったときに、事前に指名しておいた家族などが代わりに保険金や給付金を請求できる仕組みです。 これにより、緊急時でも手続きが滞らず、治療費や生活費を早く受け取れる可能性が高まります。保険会社が設定した条件(意思能力の喪失や高度障害など)を満たすと代理請求が可能となり、請求後は受取人名義の口座へ保険金が支払われます。 投資や資金計画の観点では、万一のときに資金繰りを安定させる安全網として役立つため、ライフプラン全体のリスク管理を強化する手段の一つといえます。
三大疾病保険
三大疾病保険とは、がん・急性心筋梗塞・脳卒中のいずれかと医師に診断されたとき、あるいは所定の状態に該当したときに、一時金が支払われる保険です。治療費はもちろん、仕事を休むことで減少する収入や、介護・生活環境の整備などの費用にも充てられるため、医療保険や公的医療保障を補完しながら家計への影響を抑える役割を果たします。保険会社や商品によって給付条件や支払上限、診断後の免責期間に違いがありますので、契約前に内容をよく確認し、自分のライフプランや貯蓄状況に合った保障額を選ぶことが大切です。
年金支払特約
年金支払特約とは、通常は一時金として受け取る死亡保険金や満期保険金などを、あらかじめ定めた期間にわたって年金形式で受け取れるようにする追加契約です。 これにより、まとまった保険金を定期的な収入に変換できるため、遺族や自分自身の生活費を長期にわたり安定的に賄いやすくなります。また、受取期間や年金額は契約時に設定できるため、ライフプランや家計状況に合わせて柔軟に設計できる点が特徴です。